青天の霹靂ってそんな意味だったの?それは青天の霹靂!

ただしが青天の霹靂という言葉について知るようです。 青天の霹靂やことわざ,慣用句を交えながらわかりやすく解説

2016/11/07

メトロ

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青天の霹靂 ことわざ 慣用句 驚き くわばらくわばら 落雷 コラム

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  • よく聞かれる青天の霹靂という言葉。どういった意味で、どんな語源があるのでしょうか?

  • サートールー!

  • またうるさいのが来やがって。最近は近所のトラブルで殺し殺されの危険な時代だぞ?おちおち大声も出していられないな。

  • そういう恐ろしい話は聞いてないし…。それより、仕事したいし!仕事を紹介するんだし!

  • お前に紹介できる仕事なんてねぇよ。しかし、どうした?ニートのお前が藪から棒に仕事をしたいと相談するとは?

  • この前、いきなりが落ちたときあったし?

  • あの時は雷が接近してると聞いてすべてのパソコンをシャットダウンしたな。

  • この雷がどーんと僕の家の近くに落ちたんだし!気がついたらパソコンがうんともすんとも言わなくなってたし!

  • あー、雷ガード機能付きのコンセントを買っておけと言っただろう!もう修理とか出来るレベルじゃないぞ?

  • かーちゃんはバイトでもしてお金稼いで買いなさいっていうし!ケチなんだし!

  • 当たり前だろ。いい歳してかーちゃんにパソコンを買う金をねだるなよ…。

  • でも、お金も問題だけど中に入っているデータが消えちゃったのが悲しいし…。大量の画像や動画がきえちゃったし…。

  • どうせろくでもないモノなんだろ?
    そんなの消えてしまえ。

  • 人が数年かけて作り上げた最適なエロフォルダを一言で切り捨てられちゃったし。

  • 本当に青天の霹靂だな、雷だけに。災難だったな。

  • 青天の霹靂?どういう意味だし?

  • 日本人としてこのくらいのことわざくらい知っておけよ。いきなり思いかけもしないトラブルが起ることだな。

  • へー。そういう言葉もあるんだしね。青天は青空というのはわかるんだけど、霹靂ってなんだし?

  • 霹靂とは雷のことだ。

  • 雷ちゃんに甘えたいし~。怒られたい~。

  • 何でもかんでも艦これに結びつけない方がいいぞ。まぁ、雷と言っても色々あるのだが、霹靂という場合はかなり激しく雷が落ちる時に使う表現だ。

  • つまり、青空だったのに激しい雷が落ちてくるんだし!?それは怖いし!事故が増えちゃうし!

  • まぁ、実際に雲一つないところで雷が発生するのは考えにくいんだがな。だからこそ「あり得ないこと」という意味で使ってるんだな。

  • へー、雲がないと雷って起らないんだし?雲の中で特別な何かが起きているんだし?

  • 雲の中で起きている現象そのものはさほど特別なものではない。雲は水蒸気で出来ているのは知っているな?

  • それくらいさすがに知っているし!蒸発した水分が空で冷えて雲になるんだし!

  • そうだな。煤煙や火山灰、塩の結晶などのまわりに水蒸気がくっついて水の粒になるんだ。それが無数に固まっているのが雲だ。

  • じゃ、雷雲は水から電気を作っているんだし?電気分解だし?酸素水と水素水だし?身体にいいんだし?

  • 何を言ってるかよくわからんが、水自身が電気を生み出すわけではない。子供のころ、したじきを脇で挟んでこすって髪に近づける遊びをしたことがあるだろう。

  • あるしー。サトルは今では近づけても反応する髪がないし!

  • 空より高く魂が飛んでしまうところだったし…。

  • 人の髪についていろいろ言う奴は雷に打たれて死ぬがよいだろう。

  • 人はコンプレックスを刺激されたとき、雷神のごとく雷を落とすんだし…。

  • それはともかく、したじきが髪の毛を引っ張るのは静電気が発生するからだな。それが雲の中でも起きていると考えれば簡単だ。

  • アクリル板とかならこすれるのがわかるんだし?でも、雲の中にこすれるものなんてあるし?

  • 充分にあるだろ、水分だよ。空は上に行けば行くほど寒くなる。寒くなると水滴が氷の粒になって重くなるだろう。それが雨だ。

  • 重くなった水滴が落ちていくし。でも、それだとすぐに雹や雪になってしまわないし?

  • だいたい落下中に溶けて雨になるからな。ところが、上昇気流が強い、寒暖差が激しいなど、雲の内部で水分の動きが激しくなることがある。そうなると…

  • 水同士がすり合わされるんだし?

  • 大きい粒と小さい粒がぶつかると、大きい粒は「+」に帯電し、小さな粒は「-」に帯電するんだ。

  • 大きい小さいでどっちの電気になるか決まるんだし?決められたルートしか進めない社畜のような運命だし…。

  • お前は雲にすらなれない存在だがな。で、電荷が飽和すると、電荷が一気に放出されるんだな。その中でも地面に落ちるのが落雷の仕組だな。

  • ふーむ、単純なのか複雑なのかわからないし…。でも、雷になる雲とそうでない雲はどう違うんだし?

  • いろんな条件が絡むから「この状態で雷が発生する」と断言するのは未だにできないが、湿った水蒸気が上昇しやすい時に雷雲が発生しやすいのはわかっている。

  • 雷雲ってあの真っ黒い奴だしね。なんで黒くなるんだし?

  • 雲の中の動きが激しいため密度が濃くなって光を通さないからだな。雷雲は接近がわかりやすいから青天の霹靂が起きたらそりゃ驚くだろうよ。

  • だから晴天の霹靂が「トンでもない事態」みたいな言い方をするんだしね。ところで、昔の人は雷をかなり怖がっていたみたいだし。

  • 最近は避雷針が発展や雷に対する知識啓発が進んだことがあり、雷で死ぬケースは年3件あるかないかだが、経済的には1000億円※以上の被害が発生しているぞ。今でも充分恐ろしいよ。

  • なんでそんな莫大な金額の被害が出るんだし!?

  • そりゃ、お前も雷でパソコン壊れたろうが。大規模停電のような事故は減ったが、細かい故障を完全に根絶できるわけじゃない。最悪、火事になったりもするしな。

  • ひぃ、くわばらくわばらだし!

  • お前、なんでそういう言葉は知ってるんだよ…。「くわばらくわばら」は雷よけの呪文だな。

  • いわれてみればなんで「くわばら」ととなえてるんだろうし?

  • 日本で雷の神様といえば「菅原道真」だろ。学問の神様でも有名だがな。

  • なんか祟りをした人だったし?

  • 菅原道真は平安時代の貴族だ。めきめきと出世したんだが、ねたんだ他の貴族の陰謀で太宰府に左遷されその地でなくなった。その後、内裏(天皇の住むところ)に雷が落ちて火災がおきた。ショックをうけた醍醐天皇は火事の3ヶ月後に崩御した。

  • 怖いし!そりゃ「呪いだ!祟りだ!」といわれるし!

  • それで菅原道真が雷神になって雷を操った、という話になったんだな。その後も京では天変地異が相次いだが、菅原道真が治めていた桑原という土地では落雷がなかったといわれる。それで雷よけのために「くわばらくわばら」と唱えるようになったんだ。

  • なるほどしー。たんなる水滴の摩擦が大騒ぎだし!非科学的なのは良くないし!

  • 日本に限らず、世界中で雷は神秘的な現象といわれ、神話と深く結びついているな。そのそも、雷自体が「神」が「鳴らす」から「かみなり」と呼んだのが語源という説もある。

  • ゴロゴロビカーンの音は確かに怖いし…。

  • だが雷は水をもたらす雨雲でもあるし、落雷による放電は空気中の窒素を固形化させるんだ。雷が多い年は米の収穫が多いというのは昔から経験的にわかっていたんだな。稲妻、も「稲」が良く育つことからきている。

  • 怖いだけじゃなくて、恵みももたらしてくれるんだし!

  • 自然現象に「完全な悪」なんてのはまずない。というか、自然現象そのものに善悪をみるのは人間の勝手な都合だ。日本の神が恵みと破壊を同時にもたらす事が多いのはまさにその自然を信仰しているからだろうな。

  • なるほどだし…。雷と一言で表せてもほんとにいろいろあるし!

  • そうだな、身近な言葉でも掘り起こせばどこまでも深く調べられるぞ。

  • じゃ、調べるためにPC買うから金を貸すんだし!

  • だれがてめぇに金なんぞ貸すか!

  • ひぃ、くわばら!くわばら!

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