負ける建築!建築家・隈研吾さんの建築がすごすぎるし!

燃える闘魂?負ける建築?ってなんだし? 隈研吾や建築,木下病院を交えながらわかりやすく解説

2016/05/25

中本二郎

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隈研吾 建築 木下病院 人物 国立競技場 スターバックスコーヒー 太宰府天満宮 サニーヒルズ 新歌舞伎座 オリンピック

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  • 福岡の太宰府天満宮を訪れた、ただしとサトル。観光名所にご満悦な様子。

  • いやー、太宰府最高だし。

  • お前、梅が枝餅何個目だよ。

  • 何個食ってもいいし。 名物は別腹だし。

  • そんな言葉ねえぞ。 太りすぎで帰りの飛行機乗れなくなるぞ。

  • いい過ぎだし。

  • 大宰府はお年寄りから子供まで楽しめていいよな。 敷地内に遊園地まであるとは思わなかったな。

  • 遊園地も楽しかったし! でもちょっと疲れたし。 ちょっとお茶でもしながらスイーツでも食べようし。

  • また食うのかよ!

  • もう4分も食べ物を口にしてないし…

  • ……

  • 冗談だし。リアルで引くなし…。

    まぁいいってことだしー。 梅が枝餅とか、いきなり団子ばっかり食べてて、ちょっと洋風スイーツ食べたくなったし。

  • まぁ、おれも疲れたし一休みするか。

  • あっ、あれはなんだし?

  • ああ、あれはスタバだな。

  • これは建築家の隈研吾さんの作品だ。 「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトで作られている。

へー
  • へー! スタバなのにスタバっぽくないし。

  • 大工のクマさんが作ったし?

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  • だから大工じゃなくて建築家だ。 日本らしさを大切にすることから超売れっ子の建築家さんなんだぞ。

  • 確かに、ザンシンだけど日本らしさを感じるし。 太宰府天満宮の参道にあっても違和感ないし。

  • じゃあこのテラスでお茶しながら話そうか。

    隈研吾さんいわく、「コンクリートではない、木とか、紙とか、土とかいうものがもっている弱さみたいなものが、そのままで建築になればいい」ということで、原産地の素材を活かして、地域や環境に融合した「負ける建築」というスタイルなんだ。

  • 負ける建築…。 燃える闘魂みたいだし。

へー
  • 猪木じゃねえよ。 よくあるだろ、その街の風景に溶け込んでない主張の激しい建築が。

  • 街道沿いのラブホテルとか…。

  • あれはあれで逆に溶け込んでる感もあるけどな。

    木材を多く使ったあたたかみのあるスタイルは海外からも注目されている。

  • あたたかみ…。 たしかに落ち着くし、ここ。 コーヒーと木のにおいも相まっていい感じだし。

  • そうだな。 コンクリートが多いと壊れにくいけど、弱みがないぶん人間は逆に安心を感じないのかもしれない。

  • ふむー。 僕が家建てるときも是非お願いしたいし。

  • お前なんかが頼めるわけねえだろ…。

  • クマさんてどんな人なんだし? 他にもいろいろ作ってるんだし?

  • 隈研吾さんは1954年、横浜生まれだ。

    もともと、は獣医師だったが、10歳の時に前回の東京オリンピックがあり、丹下健三氏設計の代々木体育館を見て、建築家になることを決意したそうだ。

  • 10歳で…。 それが実現するなんてすごすぎるし。 10歳の頃なんて…泥団子作りに熱中してたし。

  • お前と一緒にするなよ。

    東京大学大学院工学部建築学科を卒業し、コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、東京大学教授となる。

  • …。

  • 国内のみならず、世界各地の建築プロジェクトに携わって、「和の大家」と呼ばれるに至る。

  • 負ける建築って言ってるのにちっとも負け組じゃないし…。 ハイパー勝ち組だし…。

  • たしかにそう聞こえるかもな。 でも、バブル崩壊後、東京での仕事が一切なくなって、地方でさまざまな建築を手がけた時代もあった。

    でも、それが氏の建築哲学の基礎となったんだ。

  • なるほどだし。 負けから這い上がって勝つんだし。

    まさに猪木の風車の理論だし。

  • 猪木から離れろよ。

    バブル崩壊の時期は、まさに高度経済成長的価値観の見直しの始まりの時期。

    コンクリートと鉄筋でガンガン建てまくった時期から、少ない予算で、環境にもよく、地域に溶け込んだものが求められる価値観が始まったタイミングでもあった。

  • まさに時代がクマさんを求めていたんだし。 他の作品も知りたいし!

  • おー。 これもザンシンだけど老舗感あるし。

  • 屋根の形状から、「影の空間」ができている。 これが交通量の多い道路から守り、静かな空間を作り出している。

  • おいしい和菓子が食べれそうなオーラがプンプンするし。

  • 結局食い物かよ。

  • おー!! パイナップルっぽいし!

  • シャレがきいてるよな。 この木材の組み方は地獄組という。

  • 地獄組! ブッチャーの地獄突きには猪木も苦しめられたし。

  • だからプロレスから離れろ。

    地獄組っていうのは、もともと障子などの建具を作るのにも使われていた伝統的な技術で、一度組んだら外れにくいことからそう呼ばれている。

  • ふむふむ。 マサ・サイトーの監獄固めみたいなもんだし。 あれにも猪木は…

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  • クギを使わなくても組める上に、木材の収縮も少ないために伝統的に使われている。

  • でも、他にあまり見たことがないし。 クマさんが伝統に命を吹き込んでるんだし。

    で、他にはどんなスイーツショップがあるし?

  • スイーツ紹介コーナーじゃねぇよ!

  • おーー。 これもクマさん節全開だし。

    オリンピックの競技場の人だから大きい建築物ばかりかと思ったら、こういう小さい建物も多いんだし。

  • そうだな。

    病院のあり方についても明確なビジョンを持っている。

    隈研吾事務所によれば、狭義の機能性、効率性、画一性の偏重から、外部環境と断絶した「白い巨塔」ロールモデルに一石を投じる意欲的な建築だ。

  • わかる気がするし。 産婦人科だから、産まれた赤ちゃんもここから初めて世界に触れるわけだし。

    僕も次に産まれるときはここで生まれたいし!

  • …まぁ、がんばれ。

  • あー! これもそうだったんだし??

    すごいし!

  • 伝統芸能の代表格の歌舞伎だからこそ、本当に和の建築の本質に精通した隈研吾さんじゃないとできなかっただろうな。

  • 後ろの高層ビルにも負けてない存在感だし。

  • そうだな。 コンクリート全盛の都市建築に対して、傾いてる感じがまさにピッタリだ。

  • なるほどー。 オリンピックの競技場問題もいろいろモメたけど、クマさんに落ち着いた理由がわかった気がするし。

  • そうだろ。 これから、建築の世界もこれに倣って原点回帰していくんじゃないかな。

  • これぞまさにクールジャパンだし。

    オリンピックが楽しみになってきたし。 いっちょ今からオリンピックを目指してみるし!

  • どう考えても無理だろお前じゃ…。 何の競技で出るんだよ。

  • そりゃ、猪木もやってた砲丸投げだし!

  • 猪木猪木うるせぇんだよ!!

  • おわり

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