第2話

全3話

船村徹、北島三郎によって演歌が日本の心に…! 第2話

邦楽ロック好きにも聞いて欲しい演歌の世界2 北島三郎や演歌,船村徹を交えながらわかりやすく解説

2016/10/07

中本二郎

3

北島三郎 演歌 船村徹 音楽 星野哲郎 なかにし礼 ロカビリー 与作 風雪ながれ旅 まつり

  • facebook share
  • line
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • カラオケで演歌が履歴にあったことから、演歌のルーツ、ひいては日本の流行歌のルーツに迫った一同。 演歌歌手として思いつく代表格、北島三郎について。

  • サブちゃんはどういう人だし。

  • 船村徹…?きいたことないし。

  • 馬鹿野郎!!

www
  • えー、あたしも聴いたことない。 今でいうと誰みたいな感じ?

  • 今…だと?

  • 船村先生はいまでもバリバリ現役だ!

    ぶべらっ

  • …だって紅白とかにも出てこないし…。

  • 基本的には作曲家だからな。
    演歌においては、アイドル界における秋元康とつんくを足したような存在と言えばいいだろうか。いやそれ以上…。

へー
  • そそそ、それはすごいし!

  • 船村徹が育んだ名曲、歌手は数知れない。

    王将 村田英雄

    兄弟船 鳥羽一郎

    酒場川 ちあきなおみ

  • うーん… シブい。 どれも、ザ・演歌って感じ。

  • でしょ?

  • ええと、演歌の元祖はダイナマイト節で、今の演歌っぽいメロディを作ったのが古賀政男だったし。

  • 演歌を完全体にしたのが船村徹だな。

  • サブちゃんはこの人のお弟子さんだったし。

  • そうだな。
    飲み屋街で流しをしていた北島三郎が、羽振りのいいお客さんに1000円もらって一曲歌うと、日本コロムビアの芸能部長さんを紹介してくれ、そこから船村徹門下となった。

  • ちょっとしたきっかけなのね。

  • 北島三郎には「今日から他の歌はいいからこの歌を歌え、この歌を勉強しろ。」といって、デビュー曲「なみだ船」をひたすら練習させたという。

  • すごい人同士が出会ったんだし、大ブレイクしたし?

  • それが、当時は空前のロカビリーブーム。
    正統派の演歌はあまり需要がなく、「あんなに(売り込みに)苦労した弟子は他にはいなかった。」と語っているという。

  • へえ〜。 ロカビリーって今はまったく聞かないし…。

  • 舞台度胸をつけるために、船村徹自ら台本を書いてギター漫才「ゲルピンちん太ぽん太」の“ぽん太”として彼を漫才でステージにも立たせた。

へー
  • ええっ! サブちゃん漫才師だったし!!

  • すごい大御所のイメージなのに…。

  • 大御所だって大御所になるまでには苦労してるのだ。 また、演歌というのは苦労がよく似合う。

  • たしかに、演歌の世界で成功した人は苦労してて欲しいわね〜。

  • そして1962年、なみだ船でついにミリオンセラーとなり大ヒット。

  • やったし!

  • そしておなじみの、函館の女。

  • これは聴いたことある!名曲ね〜。

  • 永谷園のCMにもなったからな。 そして!1978年には、演歌といえば!というあの名曲

  • たぶんあれだし!!

  • そう!与作だああああああ!!!!

  • へいへいほおおおおお!!!!

  • へいへいほ〜〜〜♪

  • 明治の文明開化、大衆運動から始まった"演歌"が、テレビ時代に日本の原風景に立ち返る"演歌"として花開いた究極の一曲だ! 演歌オブ演歌だ!!

  • たしかに、江戸時代みたいな歌詞だもんねー。

  • それにしては、意外と最近の歌だったし! これも船村徹さんの作曲かし?

  • いや、これはNHKあなたのメロディーという、視聴者から楽曲を募集する番組から生まれた曲なんだ。

  • えっ、じゃあこれ作ったのは一般人なの?

  • 驚くべきことにそうなんだ。 七澤公典という人の作品で、最初は却下されたんだが、改良を重ねて年間最優秀賞に選ばれるに至った。

  • すごいことだし〜。

  • もともと民謡は文字通り、一般民の歌だったからな。 一般人から演歌が生まれても不思議ではないんだが。

  • 確かにそうよねー。

  • わははは、ほんとにテクノの与作だし!

  • ゲームが作られたりした。

    きこりの与作(カセットビジョン

  • ぶははは、ゲームオーバーの音楽が与作っぽいし!

  • すごい影響力…。与作フィーバーね。

  • そして、1980年の風雪ながれ旅。 これは、作詞・星野哲郎、作曲・船村徹という演歌のゴールデンコンビによるプロの作品。

  • 聴いたことない〜。

  • 津軽三味線奏者の高橋竹山の生涯をモデルにした壮大な一曲だ。 まぁ聴いてみて。

    北島三郎 風雪ながれ旅

  • うおおおおおお… イントロだけで一分くらいあるし。

  • 壮大すぎるわね…。

  • 素人に与作を作られたから、ゴールデンコンビのプライドが作らせたのかもしれないな。 あと、名曲といえばご存知、まつり

  • これは知ってる〜。紅白で定番よね。

  • これは、なかにし礼の作詞だな。 なかにし礼も、多くの名曲を作詞している。

  • 船村徹さんと、北島サブちゃんだけでかなりおなかいっぱいな感じだし。

  • 演歌を確立した重要人物だからな。 他にも、船村徹の傑作を紹介しておこう。

    みだれ髪 美空ひばり

    ダイナマイトが150屯 小林旭

  • うーん、どれも、ザ・演歌、ザ・日本という感じだし。

  • でも、最後のだけちょっと違うわねw

  • 美空ひばりと小林旭は、歌手に収まらない大スターだったからな。 演歌歌手としてじゃなくて、もっとあらゆる分野で必要とされていた。

  • それにしても船村徹さんはすごすぎたし。 こんなノリノリな曲だって作れちゃうんだし。

  • 大御所はたいてい、しっかりしたルーツを持ちながらも、時代に合わせて柔軟にスタイルを変えているんだ。

  • イメージと違うわあ。

  • 演歌の根っこがだいぶわかってきたし! カラオケで歌いたくなってきたし!!

  • うむ。演歌は、カラオケ文化とともに広まっていった音楽でもあるからな。

  • もっとオススメを教えてほしいわ〜。

  • よし、まだまだあるぞ…。

  • サトルの演歌講義、怒涛のオススメ演歌へ続く!

Copyright © VOYAGE GROUP, Inc. All Rights Reserved.