株式の始まりは胡椒!? 株の歴史を学んでデイトレーダになるし

ただしが株式の歴史を学んでデイトレードをはじめたいようです 株や胡椒,デイトレードを交えながらわかりやすく解説

2016/09/16

てらかっぱ

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胡椒 デイトレード 政治 証券取引法 東インド会社 大航海時代 インサイダー取引

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  • 警察の面会室、ただしがサトルにお前のせいで逮捕されたと叫んでいます。何があったのでしょう。
    それは、今からさかのぼること数日前。

  • 僕はデイトレーダーになるし。

  • いきなりどうした。

  • 会社に努めず、部屋に一日中こもって、ネットを見てるだけで億万長者。
    僕にも簡単にできそうだし。

へー
  • お前デイトレを甘く見るな。

  • 引きこもりのおたくニートにできて、僕にできないことないんだし!

  • 稼いでるだけ、お前よりましだと思うんだがな。

  • 早速株を買いに行くし、八百屋に行くし。

ワロタ
  • もしかして、それは野菜のカブだな。

へー
  • え、野菜じゃないんだし。じゃぁ、花札だし。

  • それはおいちょかぶだな。

  • え~~、だったら、株ってなんだし。株を買うって何を買ってるんだし?

  • いきなり昔になるし!

  • 大航海時代は胡椒をもとめて世界中を公開した時代だ。

  • 胡椒ってラーメンに振りかけるアレだし?

  • そう、ヨーロッパ人は胡椒を振りかけるとがおいしくなり、保存も利くようになることに気がついて胡椒を探し回った。

  • 胡椒は大好きだし!肉にふりかけてもラーメンにふりかけても美味しいんだし。

  • 当時のヨーロッパでは胡椒をはじめとする香辛料は収穫できず、インドやアメリカから輸入していたんだ。
    しかし、その航海は難しく、生きて帰ってこれるかさえわからなかった。だからこそ航海に成功した者は莫大な富を手に入れることができる。

    胡椒の重さは金の重さに等しいと言われていたくらいだ。

ふむふむ
ふむふむ
ふむふむ
  • スーパーで198円で買える胡椒が金と同じ値段だし?!

  • そう、インドやアメリカではタダ同然の胡椒がヨーロッパに運んだら、金と同じ値段で売れる。

  • 一攫千金だし!!

  • そこで、勇気はあるが金はない冒険家と、金はあるが危険は冒したくない資本家が一攫千金を夢見て、航海に乗りだしたんだ。

    その勇気ある貧乏人の一人がコロンブスだ。

  • 知ってるだし、意欲に燃えるコロンブスだし。 あれ?なんで知ってるし?

  • それはコロンブスがアメリカ大陸に到達した年号の1492年を思えるための語呂合わせだな。

  • 僕って賢いし。

  • ...
    さて、無事航海が成功し、香辛料を持ち帰ることだできたら、利益は冒険家と出資者で分配だ。

    出資者が複数いた場合、出資した金額に比例して富の配分する。
    その権利が株だ。仮に航海が失敗したとしても出資者は出資した以上の金銭的被害はない。

  • その後、世界で最初にできた株式会社は17世紀の東インド会社と言われている。
    日本では戦国時代の末期で真田幸村が生きていた頃だな

  • なぁ、ただし。今から俺がスマホアプリを作るから出資しないか?出資金額は100万円。

  • 高いし!そんなお金は持ってないだし。

  • 成功して大もうけしたら、10倍にして返すぞ。

  • それは魅力的だし。でも100万円はやっぱり高いし。

  • だったら、100万円を100個に分けて一口1万円で売り出す。その代わり返ってくる金額は一口10万円になるがな。どうだ。

  • それはお手ごろだし、買うし!!

  • これが株の考え方だ。その一口のことを1株という、今回は融資してもらいたい金額を100株に分けて売りだしたわけだ。

    もちろん1株でも100株でも好きなだけ買ってもいいぞ。

  • 1株でいいし。

  • その1万円の、いずれは10万円になるかもしれない株を2万円で買いたいという人が現れたらどうする。

  • 売るわけないし、持っていたら10万円になるかもしれないんだし。

  • 5万円ならどうする?今すぐ現金で買うぞ!

  • う…売るだし。未来の大金より、今の現金の方が大事だし。

  • だよな。
    次は逆に、その事業が失敗して、1万円で買った株が紙くずになるかもしれない。

    そのときに5000円で買うという人が来たらどうする?

  • 速攻、売るし。紙くずになるよりましだし。

  • これが株取引の基本だ。

  • 事業の成功から得られる配当が高ければ株が多少高くても欲しがる人がいる、逆に失敗しそうなら手放す。
    そして、儲かりそうな株を一日単位で売買するのが、デイトレーダーの主な仕事だ。

    そのためには、世の中のトレンドと人の行動の裏を読む観察眼が必要だ。けっして楽ではないぞ。

  • 絶対、儲かる会社が分かればいいんだし。どんな会社が儲かるんだし。

  • それがわかれば苦労しない。以前なら大会社が安全と言われていた。
    日本航空などは経営が悪くても国が援助してくれるから絶対に潰れないと言われていたが、あまりの経営の悪さに国も援助の手を差し伸べず潰れたんだ。

    その時、多くの投資家の持っている株が紙切れになったんだ。

  • ひどい話だし。日本航空を信用していて株を買っていた人たちに対する裏切りだし。
    潰れるってわかってたら買わなかったんだし。

  • そう、事前にわかっていて売買する人もいるんだ。

  • なんだって!!

  • インサイダー?!スーパーヒーローみたいなでかっこいい名前だけど、どんな意味だし?

  • インサイダーはコッチ側、つまり身内って意味だな。
    例えば大会社の経営陣で自分の会社の経営が悪いとわかってる人がいるとしよう。

  • うんうん

  • 近いうちに自分の会社が倒産するということを知っている。そしてこの人は会社の株をいっぱい持っている。
    会社が倒産したらこの株は価値がなくなる。

  • だったら、持ってる株を潰れる前に売ってしまう方がいいし。

  • そうだ。当然売るだろ。これで、ひとまず株を現金にすることができた。

  • 危機一髪で助かったし。

  • その後、重役は経営破綻で暴落した自社株を買いまくったんだ。

  • なんで、そんなことをするだし?

  • 経営立て直しのために外資系から資金が入ってくることを知っていたからなんだ。
    重役もその家族も友人もありったけの金をかき集めて株を買った。予想通り会社の株価はうなぎのぼりで重役は巨万の富を得た。

  • なんておいしい話、僕も知ってたら買ったし。

  • 身内しか知り得ない情報だからこそ、儲けることができる。
    他にもベンチャー企業がいつ上場するかがわかれば、その前に株を買いまくって儲けることもできる。

  • サトルの電話が鳴り出す。サトルが電話にでている間に、ただしにも親戚から電話がかかってきました。

  • 何!!ココだけの話、従兄弟のIT会社が上場する予定だって!!

    えっ!!親戚に上場前の株を売ってくれるし!? 買う買う、借金してでも買うし!!

  • ごめんごめん、おまたせ、あれ!?ただしどこ行ったんだ?まぁいいか。

  • 数日後、逮捕されたただしと面会するサトル。

  • まさか、インサイダー取引で逮捕されるとは思わなかったな。

  • サトルがあんな儲け話するからだし!!ひどいし!!

  • インサイダー取引は証券取引法第166条で禁止されている。内部情報を知りえた者が、情報が公開される前に株を売買していては経済が混乱するからな。

    そのためインサイダー取引を行ったものは懲役または罰金が科せられる。

  • 人によっては自分でなく妻や息子親戚や友人に情報を流して儲けようとする者もいるからな、インサイダー取引なしに株は儲けられないという投資家もいるくらいだ。

    当然身内のものが売買しても同罪。まぁどこまでが身内でどこからが他人かなんてわからないがな。

  • 逮捕される前に教えてほしかったし。

  • 説明を最後まで聞かないお前がわるい。しかし、ただしの従兄弟にベンチャー企業の社長がいると思わなかった。次からは気をつけるよ。

  • もう、おそいし…。

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  • おわり。

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