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情けをかけたのがまずかった?ただしが平清盛について学ぶようです 第2話

情けをかけたのがまずかったし? 平清盛や源頼朝,源義経を交えながらわかりやすく解説

2016/04/08

みずの

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平清盛 源頼朝 源義経 日本史 平安時代 祇園女御 後白河天皇

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  • 続きだし!

  • 後白河の寵臣で藤原信頼というのがその反対勢力の筆頭となる。その信頼が、保の乱のもう一方の武士の頭目、源義朝を誘って、クーデターを計画した。

    信頼一派は、清盛が遠く熊野に行っているに、信西を殺し、後白河や天皇を幽閉し、一気に政治の実権を握ろうとしたのだった!

    というとこまでだったな。

  • 清盛あやうし!!

  • 悠々と京都に戻り、信頼に対して、臣従しますという罫紙を送って油断させ、その隙に軍を整えて、密かに後白河を奪還、準備万端の状態になってから戦をしかけたんだ。

  • 何という策士!

  • 油断していた信頼派は後白河を奪われて正当性が失われたこともあって総崩れ。清盛は大勝利した。その後、信頼は斬首。義朝も逃亡先で殺され、これによって武士の一方の名門源氏は壊滅してしまったんだな。

  • これで清盛は向かうところ敵無しだし!

  • たしかに、これの戦いに勝利したことで平家に立ち向かうことの出来る勢力はいなくなって、平家からは何人もの人物が公卿に任じられ、朝廷内の平家の発言力は強固なものとなっていくんだ。 ついに武士が政治に関われる時代が訪れたんだな。

  • 時代の波に上手く乗ってチャンスを掴む。清盛のサクセスストーリーは見ていて気持ちがいいし!

  • まぁどんな人物伝でも上り詰めるまでが楽しいものさ。

    しかし、この平治の乱で清盛は後々に大失敗となることをしてしまっている。

    源義朝には沢山の子供がいたんだが、その子供達を殺さずに流罪や寺に入れるなどして生かしてしまっている。

    その子供達というのが、後の源頼朝源義経だ。聞いたことことぐらいあるだろ。

    そして彼ら二人は後に平家を滅ぼすことになる。

  • なんという因果。でも清盛は何で許してしまったんだし?

  • 頼朝については乱の後に逃亡しているのを捕らえたんだが、頼朝を見た清盛の母が、若くして亡くなった清盛の弟に似ていて殺すのは忍びないから許してやってほしいと頼まれたという説がある。

    義経は母である常盤御前が、息子達を助ける為に命がけで嘆願して成長したら寺に入れるという条件で助かったと言われている。

    ちなみに常盤御前は、都でも指折りの美女だったそうだ。

  • かーちゃんといい、美女といい、清盛は女に弱かったのかし?

  • まぁ全ては結果論だからな。清盛自体は情け深い人だったのかもしれない。

  • 情けが仇になって返ってくるなんてちょっと可哀想だし。

  • まぁとにかく、これで清盛率いる平家は押しも押されぬ天下第一等の勢力となったんだ。

    この後、清盛は自分の義理の妹を後白河の寵姫とすることに成功し二人の間に高倉天皇を誕生させる。 さらには貴族方のトップ、藤原家とも婚姻を結び、藤原家が持つ大量の荘園を手中に納める。

  • 完璧だし……

  • さらに、以前から行っていた中国、当時は宋との貿易も積極的に進めていき、がっぽりもうける。

    位階も、最高位の従一位太政大臣に任じられ、清盛以外の平家一族も続々と公卿に任じられて、まさに一族は、栄華の絶頂を極める。

    ここで出た言葉が、平家にあらずんば人に非ずだな。

  • なにごとも調子の乗りすぎはよくないし…

  • まぁこの言葉自体は、一族の平時忠が言ったことばらしいけどな…

    しかし、好事魔多し、清盛は突然病気に倒れる。

  • 言わんこっちゃないし!

  • しかし、無事治癒。しかしこれを機に出家して表向きは表舞台から引退すると表明。住まいも京都から、今の神戸にあたる福原に引っ越す。

  • 病気をして少しは反省したのかし?

  • いや、これを機に、色々と面倒くさい京都の政治は息子に任せて、自分は福原に貿易の拠点となる港を整備して、より一層貿易に力を入れていこうということらしい。

    そして、ゆくゆくは色々と貴族達がうるさい京都から福原に都を移してしまおうと考えていたのかもしれん。

  • 老いてますます盛んだし。

  • 実際に福原の近くには大和田泊という港が整備され、清盛自身が工事の指揮をとったということだ。

    伝説だが、工事の時間を少しでも延ばしたいが為に、扇で夕日が落ちるのを止めたらしい。

  • 時間外労働だし…

  • こうして完成した福原には後白河も何度か訪れ、宋からの使者に謁見するなど、両者の関係は良好なものだったが、長くは続かなかった。

    後白河の寵姫であった清盛の義理の妹・滋子が亡くなったことをきっかけに関係は徐々に冷え込んでいき、後白河は、あまりにも強大になりすぎた平家勢力に反発する勢力に耳を貸すようになる。

  • 雲行きが怪しくなってきたし

  • 清盛も、後白河と滋子との間にできた高倉天皇に、今度は実の娘・子を嫁がせて、皇子・安徳天皇を誕生させ勢力の強化を計る。

    面白くない後白河は、ついに反対勢力を集めて平家打倒の会合を起こすが、密告者によってばれてしまい、後白河本人に責は及ばなかったものの近臣達は一網打尽にされてしまった。(鹿ヶ谷の陰謀

  • これは危なかったしー。

  • しかし、ここで平家に不幸が訪れる。清盛と後白河の間で調整役として活躍してきた嫡男の重盛が亡くなってしまう。

    ここをチャンスとみた後白河は、藤原氏の一勢力と手を結び、清盛が間接的に支配する藤原氏の莫大な荘園と重盛のもっていた領地を没収すると宣言。

    これに怒った清盛は、直ちに兵を発して、後白河を幽閉し、政治的実権を停止させる。これが治承三年の政変だ。

  • ちょっと清盛は強引すぎるし。

  • そのとおりだ。これで邪魔するものは誰もいなくなったと思い、都を京都から、福原に移す遷都を強行する。

    これは貴族をはじめ平家内部からも反発を受けるが、強行してしまう。

    そしてこのことがきっかけで、以仁王という、安徳天皇が誕生したために皇位を継げなくなった皇子が反乱を起こす。(以仁王の乱

    何とか反乱を鎮圧した清盛だが、以仁王が全国にばらまいた打倒平家の手紙が、日本各地で反平家の反乱を呼ぶことになる。

  • ついにしっぺ返しが始まったし!

  • それもな、反乱を恐れた平家が、以仁王の手紙を受け取った武士、を追討すると宣言してしまったからなんだな。

    まぁそんなこんなで、伊豆に流罪にされていた平治の乱の生き残り源頼朝が挙兵する。

  • あのとき情けをかけて助けた少年が時を越えて刃向かってくる・・清盛の心境を思うと悲しくなってくるし。

  • しかし…颯爽と挙兵した頼朝だが、初戦の石橋山の合戦で負けてしまう。

  • あら?

  • しかし、ここからが頼朝のすごいところだ。

    命からがら伊豆から房総半島、今の千葉県まで逃げると、体制を建て直し、関東の反平家の勢力をあっというまにまとめ上げて、南関東を制圧してしまったんだ!

  • なんというチート…

  • まぁ関東というのはもともとは昔の反乱鎮圧とかで、源氏とは縁深い土地だったんだが、頼朝は父である義朝が築いたコネクションをフルに活用して、独自に土地の保証を行うなどして、平家にしいたげられていた武士達の不満を糾合して、独自の政権を関東に打ち立てることに成功したんだ。

    本拠地もかつて父が住んでいた鎌倉に定め、いよいよ勢いをつけていく。

  • 頼朝だけは生かしておいちゃいけなかったんだし…

  • 清盛も、頼朝をこのまま野放しにしておけないと、孫の推盛を総大将に、鎮圧軍を出発させる。

    それを伝え聞いた頼朝も自ら出陣し、両軍は富士川を挟んで対峙する。

  • 源氏と平家、宿命の対決だし!

  • 結果は、水鳥の飛び立つ音を敵だと勘違いした平家軍が戦わずして総崩れ。頼朝軍はあっけなく勝利を治めた。

  • かっこ悪すぎるお平家軍…

  • この敗戦によって、全国各地で反平家の反乱が一斉に起こる。清盛もこの敗戦にはそうとう激怒したようで、京都に逃げ返ってきた維盛たち追討軍の将を自ら叱責している。

    そして、反撃体制を整えるために、反発の多かった福原から京都へ首都を戻す還都を実行する。実質、半年くらいの福原遷都だった。

    事件はまだ続く、南都、東大寺の反乱を静めにいった平家軍があやまって大仏殿に火をかけてしまい、大仏は炎上、世間の大バッシングを浴びてしまう。

  • 弱り目に祟り目とはこのことだし…

  • そして、ついに来るべき日がきてしまう。

    頼朝追討の軍の再編をすすめていた清盛だが、原因不明の熱病で倒れてしまう。平家にとっては最悪のタイミングだな。

  • ここにきて一家の大黒柱が…

  • とにかくとんでもない熱だったそうで、介抱のために置いた部屋の氷もすぐに溶けてしまうほどだったそうだ。

    熱にうかされながらも清盛は最後の力を振り絞って遺言を一族に残す。

  • 何て言ったんだし?

  • 葬儀は無用。我が墓前に、頼朝の首を供えることで供養とせよ 

  • 何というか、とにかく無念さだけは伝わってくるし。

  • 全て自分たちの行ってきたことのしっぺ返しとはいえ、このタイミングでの死は、さぞ無念だったろうな。

  • その後、平家はどうなったんだし?

  • 息子の宗盛が継いだんだが、やはり清盛のようには上手くいかず、北陸の戦で木曽義仲に負けたのをきっかけに、京都も守り切れなくなり、安徳天皇を奉じて西国に落ち延びた。

  • 駄目なときは何をしても駄目だし。

  • そして、関東で勢力をしっかりと固めた頼朝が派遣した、戦の天才源義経率いる征討軍に連戦連敗。壇ノ浦の戦いで滅亡してしまうんだ。

  • 義経は強かったのかし?

  • これは個人的想像だが、相手が義経じゃなければまだもう少し戦いようがあったんじゃないかと思っている。それくらい義経は強かった。

  • ここでも義経を生かしておいたのが悔やまれるわけだし。

  • まぁここまでざっと話したのが、平清盛、平家の栄枯盛衰だな。

    多少時系列が前後しているが大まかにはこんな流れだ。

  • なるほど。驕れる者も久しからずということがよく分かったし。

    ミカドも、今はこの世の春を謳歌しているけども、いつか熱病に苦しんでたった一人で死んでいくはずだし。そして、サトルの話を聞いて、ひとつ人生の目標が出来たし。

  • お。何だ?

    いいじゃないか。歴史から人は色んな事を学ぶんだ。

  • 白河法皇みたいなエロゲー人生を送れるように頑張るし!

  • そこじゃねぇだろ!

  • おわり

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