第1話

全2話

当たり前すぎて伝わりにくい缶詰のスゴイ歴史 第1話

缶詰の誕生を学ぶし! 缶詰や食料保存,ナポレオンを交えながらわかりやすく解説

2015/12/25

えいすけこばやし

58

缶詰 食料保存 ナポレオン 世界史 メッキ ブリキ ツナ缶 カンズメ

  • facebook share
  • line
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 今日もただしはお腹が空いているようです。食べ物が何にもないから、空腹しのぎにゆりかに電話するようですね……空腹ってそんなことで防げるんでしょうかね??

  • TRRRRRRRR……

    あ~~、こちらこちらただしだし!

  • はいはい、毎回いうけど、スマホの液晶にクッキリあんたの名前が出ているわよ。

www
ワロタ
  • えへへ、そうだしね。僕どうしてもそれを忘れてしまうんだし!

www
www
ワロタ
  • えへへ、じゃないわよ。で? 今日はなんか用?

  • 実はだしね、食べ物がなくて、ついでにお金もないんだし! だからなんか食べたいんだし!

気絶しろ
www
  • あんたね、それってただのタカリじゃないの。本当に家になーーーんにもないの?

  • そうなんだし、ちょっと待ってくださいだし、部屋を見回して~~~~~~~

    なーんにもないだし! あるのは台所の下の引き出しに、サバだかなんかのカンヅメが何個かあるだけしだし! 悲しいんだし。カンヅメなんて嫌だし!

  • あんたバカ?! その発言を取り消しなさい! あんたにカンヅメのなにが分かるっていうのよ!

www
  • ゆ、ゆりか氏、どうしたんだしか? カンヅメのことをバカにしたら急に怒っただし!

  • あのね、カンヅメっていうのはね、人類の食物産業の発展において非常に重要なものなのよ。

へー
わかる
ふむふむ
へー
  • そ、そうなんだしか…? ただ、カンになにか入れて蓋をしただけだと思うんだしが……。

  • あんた、それ本気で言ってるの? じゃあ、いいわ。この話を聞いて感動しなければ私がステーキでもなんでもこの後おごってあげるわ。ただし、話しというのは価値なの。なので、あんたは自分がかけてきた電話をつないだままにして。これで話すから。

  • わかっただし……。聞くだし!!!!

  • いいわ。じゃあ話すわよ。

  • うんだし!

ワロタ
www
  • まずね、カンヅメの技術というのはとてつもない人類の努力の結晶が詰まっていることを前提にしっておきなさい。

へー
ふむふむ
  • 結晶だしか! わかっただし! 頭に置いておくだし!

  • 数年前にね、北極で200年以上前に北極を探検した人たちが残したカンヅメが発見されたの。そして、そのカンヅメを開けてみると、なんと、まだ中の食べ物は普通に食べることができたのよ! それくらいカンヅメの密封保存能力は優れているの。

へー
へー
すげー!
ふむふむ
へー
マジ?!
  • ひゃーーーー! 200年前だしか! すごいだし! 食べてみたいだし!

  • そういう問題じゃないんだけど、まあいいわ。そしてね、カンヅメは世界で最も便利な容器だと言われているの。よくね、こんなに食品が劣化しないのだから保存料が多く入っているんじゃない? と思われるのよ。でもそれは間違いよ。カンヅメには保存料はほぼ必要ないの。

    そしてね、カンヅメは一年間に約500億個が製造されているのよ。これは人間一人一人で計算すると約8個になるわね。

へー
ふむふむ
へー
ふむふむ
へー
へー
へー
へー
へー
へー
へー
  • へえーーーーー! 健康にいいだし!! しかもすごい数だし!!!!!

  • そうよ、カンヅメは「二重巻き締め」という方法で水分も空気も通さない。完璧な密封方法がされているの。

へー
へー
  • 二重巻き締めだしか! なんかプロレスの必殺技みたいだし! かっこいいだし!

ワロタ
www
  • そうね、そう覚えてもいいかもしれないわね。

  • だし! 巻き締め巻き締め!

ワロタ
www
  • そしてね。戦争、そして探検にも絶大な影響を与えたの。カンヅメがなかったらきっと戦争の歴史も変わっていただしょうね。 まずね、1700年代、あの名言でおなじみの「ナポレオン」からその歴史は始まったのよ。 彼の言葉にこういうものがあるわ。 「今一番の敵は、イギリスでもオーストリアでもイタリアでもなく、我々の空っぽの胃袋だ」 というね。

へー
ふむふむ
ふむふむ
へー
へー
  • へええ! ナポオレオンはお腹がすいていたんだしね!

ワロタ
  • はぁ、もちろんそれもそうかもしれないけれど、自分の軍、のことを象徴して言った発言よ。 一応ね。そして、ナポレオンは食料をいかに長期保存するかを考えたの。 それまでのナポレオンの軍隊はね、まあこれは良いこととはいえないけれど、食料のある農場や牧場に行っては食料を強奪していたの。でもそれでも大人数の軍隊を引き連れて長時間は食料は保たないわよね。

ふむふむ
へー
へー
  • そうだしね、いっぱい食べた~~! と思っても数時間でまた人間はお腹が空いてしまうものだし!

馬鹿じゃねぇのデブwwwwwwwwww
おいカメラ止めろ
  • 数時間なのはあんただけだしょうけどね。

    まあいいわ、それでね、ナポレオンはフランス政府とともに、賞金1200フランをかけて、食料の長期保存のアイディアを国民から募ったの。 それに応募して見事に賞金を得たのが、当時46歳のニコラ・アペイルというお菓子の職人だったのよ。

すげえ
  • ニコラさんお菓子の職人さんだったら色々しってそうだし!

  • そうね。彼が考案したのは、なんと調理した食材を瓶に保存するのではなく、最初から瓶のなかで調理する。つまりは煮沸して密閉するという方法だったの。でもね、当時アペイルさんはその煮沸で食物が殺菌されているのは自分でも気がついていなかったのよ。

ふむふむ
へー
  • それなのに優勝してしまうなんてすごいだし!

  • まあ、感覚なんだしょうね。なぜか長持ちするぞ! みたいな。 でもね、それを軍が採用したのだけれども、もちろんガラスの瓶はちょっとしたことで割れてしまうわよね。そこでついにブリキの缶が代わりに使われるようになったのよ。

へー
  • すごい! ついにカンヅメの登場だしね!!

ワロタ
  • そうね。それが今のカンヅメの原型ね。当時、ブリキの原料は非常に安価ということもあって、この方法が爆発的に伸びたの。1810年にはその専門職、会社も登場したのよ。でもまだその時は缶は手作りだったのよ。

    そして、ウィリアム・アンダーウッドというカンヅメ業者がイギリスからアメリカに渡り、ボストンでカンヅメ会社を始めたの。

  • すごい人がいるものだしね~

  • そうね、そういう開拓精神のある人はすごいわよね。 それでもね、当時はまだカンヅメのほとんどの消費者は一般人ではなく軍隊だったのよ。しかも、カンヅメを開けるのには相当苦労していたの。 例えば、ハンマーで叩いたり! 時には銃で撃って開けていたのよ。これは嘘みたいな本当の話なの。

    そしてね、ついに私たちが使っている「缶切り」が登場したの。でもね、これはカンヅメが登場してから50年後、1865年にやっと登場したのよ。

  • それまで誰も考えていなかったんだしね。50年も。

へー
  • そうなのよね。だから登場した時の衝撃はすごかったらしいわ。 もちろんそれからは銃は使われることもなく、缶切りで開けるのが当たり前になったの。

  • すごいなあ、これでもまだ1860年くらいのお話なんだしよね。今は2015年だしから、今でもカンヅメがあるっていうことは本当にすごいことなのがわかるだし!

  • そうね、良いものはずっと続くのよ。そしてね、ここからいよいよカンヅメが世界中で利用されるにようになって、産業になっていくの。第2話では色々な業者のカンヅメの中身のお話をしていくわよ。すっごく美味しいお話よ。

へー
わかる
  • 楽しみだし!僕は外側より中身が好きだし!

Copyright © VOYAGE GROUP, Inc. All Rights Reserved.