セブンの会長、鈴木敏文さんって誰だしー?

鈴木敏文氏が切り開いたコンビニの世界! 鈴木敏文やセブン&アイホールディングス,セブンイレブンを交えながらわかりやすく解説

2016/06/16

メリージェーン

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  • 今年4月にセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が突然の辞任を表明しました。

    4月7日の取締役会で、鈴木氏が提案したセブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長を交代させる人事案が成立せず、信任を得ていないという判断からみずから退任を決めということですが、果たして鈴木敏文氏とはどのような人物なのでしょうか?ただしとサトルがわかりやすく解説します。

  • この前セブンイレブンに行ったら「グリーンスムージー」 が新発売してたんだし!

  • 確かローソンでも売ってたな、最近コンビニではスムージー流行りっぽいな。

  • 野菜不足の僕にとってはとても助かるし!

  • 確かにスムージーは飲みやすいし、野菜嫌いな人でも手に取りやすいかもね。

  • その他いろいろ品揃えも多くて、何かあればセブンに行くし!

  • だいぶセブンを贔屓してるようだな。そういえば今年の4月にセブン&アイ・ホールディングスの会長が辞任して、話題になってたな。

  • 会長?セブンに会長なんていたんだし?

  • そりゃ大きな会社なんだから、会長や社長はいるだろ。その中でもこの会長さんは名経営者としても知られてる有名人だ。

  • へー知らなかったし!その会長は誰なんだし?!

  • 鈴木敏文って人だ。結構年いってるけど、退任するまで会長としてグループを指揮していたんだ。

  • その人がグリーンスムージーの販売を決めたんだし?!

  • グリーンスムージーの販売に関わっていたかはどうか知らないけど、ここまでセブンが大きくなったのは鈴木会長のおかげともされている。

  • 凄そうな人だし!!でもそんなすごい経営者がなんで急に辞任したんだし?

わかる
  • 辞任した経緯は諸説があってはっきりしてない。鈴木氏について「独裁だ」「老害だ」「晩節を汚した」などという批判もあれば、「創業家との確執があった」「フランチャイズオーナーとの争い」などという見方もされている。まあこの辺りはあえて言及はしない。

  • なかなか根深そうな問題だし。。ていうか、セブンイレブンって創業家がいるんだし〜?

  • その辺りも含めてセブンイレブンについて少しおさらいしよう。セブン-イレブンは、アメリカ合衆国発祥のコンビニエンスストアで、日本におけるコンビニエンスストア最大手だ。チェーンストアとしても世界最大の店舗数を展開している。

  • アメリカの会社だったんだし!知らなかったし。

  • まあ普通は知らないよな。それで、イトーヨーカ堂の子会社・ヨークセブン(現:セブン-イレブン・ジャパン)がアメリカのSouthland Corporationからライセンスを取得して、日本で事業を開始したのが始まりだ。

  • なんだか難しい話だし。。

  • 要は日本のヨークセブンって会社がアメリカの会社から許可をもらってコンビニをスタートさせたんだ。この時のヨークセブンの親会社、イトーヨーカ堂のオーナーが伊藤雅俊って人だ。

  • じゃあこの人が創業家だし?!

  • そういうことだ。んでさっきの辞任の話に戻すと、この創業家と鈴木さんは揉めたんじゃないかって話。

  • なるほどだし。

  • そんな話題の鈴木氏がコンビニ業界及び小売業界で何を残したのかっていうと、大きく分けて三つある。

    1.フランチャイズ制の導入

    2.ビッグデータ活用と業績の見える化

    3.オムニチャネル化の推進

へー
  • …全然意味がわかんないし。。本当にすごいんだし?

  • 今じゃ業界の当たり前とされてる手法を一から取り入れたんだ。 オムニチャネルとか意味わかんないと思うから、また一つずつ説明していくぞ。

  • よろしくだし!

  • まずはフランチャイズ制の導入だな。鈴木敏文氏は1963年、イトーヨーカドーに中途入社し流通業キャリアをスタートさせた。その当時は、チラシに商品を載せればすべてが売れた時代で、とにかく数を売ることがすべてだった。

  • チラシに載せれば売れるなんて楽な時代だし!!マーケティングなんていらないし!

  • しかし高度成長期あたりから、個人商店の集まりである商店街は生産性がきわめて悪化してたんだ。そのころから大手資本の大型店の進出に対する反対運動が地域店舗から起きて、商店街側との争いが活発化していた。当時、鈴木氏が地域の商店街と話し合いをしても、進出しないようにただ反対されるだけだったらしい。

  • 鈴木のおっちゃんも苦労してたんだし。

  • そうだろうな。だから鈴木氏は商店街の人々を説得するために、代替案を探すことになる。それでアメリカに視察に出向いて、そこでセブンイレブンを発見したんだ。それでセブンとライセンス契約を結んだ後、小型商店に対する代替案として、コンビニエンスストアビジネス=フランチャイズ制を提案したようだな。

  • そういう経緯だったんだし!フランチャイズ制度は始まるべくして始まったんだし!

  • おっ、いうねぇ。鈴木さんは当時の識者からは反対にあいつつも説得して、なんとかセブン-イレブンの日本上陸を成し遂げる。東京に第1号店ができたのは1974年のことだ。もともと上場を意識して経営してたらしいしな。1979年には東証第2部に上場を果たす。

  • すごい快進撃なんだし!コンビニビジネス大成功だったんだし!

  • さすがってところだな。上場させた鈴木氏は次にビッグデータ活用と業績の見える化を進めたんだ。

  • ビッグデータ?見える化?

  • ビッグデータってのは、例えば毎日数多くの客が店舗に来店して商品が購入されていくだろ?その商品の購買データや客の出入りの時間帯とか、性別とかの膨大な顧客に関するデータのことだ。

  • なるほど。。

  • そのデータを可視化させて、客のニーズをきちんと把握しようと努めたんだ。 考えてみればわかるとおり、商品も1日に10個ほど売れるものもあれば、数日でやっと1個がさばけるものもある。そのすべてを確認すれば、効率的な仕入れができるはずだと。理屈はわかるけど、当時は誰もやろうとしなかった。それを愚直に推進したのが鈴木氏だったってことだ。

  • 話を聞くと本当にすごいおっちゃんだし。。

  • 本当そうだよな。最後のオムニチャネル化の推進って話については、鈴木氏は商品を売る媒体がこれまでコンビニ店舗だけだったのが、店舗やイベント、ネットやモバイルなどのいろんな媒体を問わず、あらゆる場所で顧客と接点をもとうとする考え方やその戦略を敷いたんだ。そのチャネルをさらに独立させず、すべて連携させて相乗効果を持たせるっていうのがオムニチャネル化だ。

  • つまりリアルとネットの垣根をなくして商品を提供していくってことだし!?

  • それもオムニチャネル化の一つだ。実際にセブンは「オムニセブン」っていうサービスをはじめて、コンビニの商品だけじゃなくてグループ各社の商品をネットから網羅的に買えるサービスも始めている。これもコンビニ経営じゃ鈴木氏が初だ。

  • 本当に鈴木ちゃんはイノベーダーだし。かっこいいし!

  • で引退してしまったから、もう彼の手腕を見ることはかなわないけど、彼の功績は誰もが認めてるところだ。今後のセブンの経営にも注目だな。

  • セブンを見る目が変わったし! これからはエッチな本買うときも敬意を表して一礼して買うようにするし!

  • バイトに変なアダ名つけられるだけだからやめとけ…。

  • おわり

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