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ついに日本一!北海道日本ハムファイターズってどんなチーム? 第2話

ドラフトと育成?北海道日本ハムファイターズってどんなチームなんだし? 北海道日本ハムファイターズやパシフィック・リーグ,日本ハムを交えながらわかりやすく解説

2016/11/02

川紙 遊記

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  • ついに日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ。その苦難の歴史を振り返った二人。
    弱小球団が、いかにして生まれ変わったのか?日本版マネー・ボール、日ハムの変革に迫る!

  • ドラフトと育成って、どこもやってるし。
    それやらなかったら、チーム成立しないし。

  • それが一味違うんだ。

  • 例えばドラフト。
    他の球団は、全体的な戦力のバランスやポジション、選手のスター性などを考えて入札していくが、日本ハムは、それよりもその年いい選手から、どんどん取っていく。
    とてもシンプルなんだ。

  • へー、例えば誰かし?

  • 代表的なのは、ダルビッシュ選手だな。

  • えっ、野球賭博で捕まった…。

  • それは弟だろ。兄貴のダルビッシュ有だよ。

  • あー、そっちかし。

  • まずそっちを思いつくだろ。

  • でも、あんな、凄い選手どこの球団でも入札したんじゃないのかし?

  • それがな。彼には素行不良の噂が多くて、他の球団は回避して、日本ハムの単独指名だったんだ。

    現に、入団直後、未成年なのに、パチンコ屋でタバコを吸っているところを週刊誌にすっぱ抜かれる。

  • ひえー、不良!ヤンキー!

  • でも、そこからがすごいのが、その彼を教育して、日本を代表するようなエースに育て上げた。コーチやチームスタッフのすごい努力があったと言われる。

  • へー、たしかに、最近のダルビッシュのツイッターとか見ても、本当の意識高い人だし。

  • それ以外にも、球団経営陣の「超くじ運の良さ」もあげられる。
    例えば、甲子園で大人気となり、複数球団の入札が集中した「中田翔」「斎藤佑樹」、これを引き当てたのは同じ人だったんだ。

  • え、監督じゃなくてなんだし?

  • 藤井球団社長と言って「黄金の右手を持つ男」と言われた。

  • 僕も黄金の右手を持ってるし!!

  • たとえ運とはいえ、貢献度はとてつもなく大きい。

  • すげーなー、社長まで頑張ってるんだし。

  • あと忘れちゃいけないのが「大谷翔平」だ。
    これこそ日本ハムのドラフト戦略の真骨頂だ。

  • え、どゆことかし?

  • 高校生で160kmを投げ、非凡な打力を持つ大谷は多球団の競合が予想された。

  • だとおもうし。だって凄い選手だし。

  • しかし、大谷は日本ではなく高卒で「メジャー挑戦」をすることを表明した。

  • ええー、そんなことあるんだー!すごいし。

  • だが、諦めなかった球団が一つだけあった。
    それが日本ハムだった。彼らはドラフト1位で大谷を強行指名した。

  • メジャー行くのに、意味あるのかし?

  • 日本ハムは他球団関係なく「その年一番いい選手」をドラフトで指名するのがモットー。
    だから、巨人しか行かないと言っていた長野や、叔父さんに原辰徳をもつ菅野を指名したりしたんだよ。だから、大谷にも指名を行った。

  • ああ、なんかそれ見たことあるし。
    で、大谷はどうなったし?

  • 球団幹部と栗山監督が、実家に伺って、プレゼンを行った。
    「高卒でメジャーに言った場合と、プロ野球で実績を残してからメジャーに行く場合の差」という内容で。

  • ふむふむ。

  • 高卒で行った選手の多くはマイナーで潰れてしまう、日本の2軍は整備されているし日本で実績上げていけば、お金の面でも圧倒的に有利だと。

  • えー、たしかに、マイナーはバス20時間とかで大変って聞くし。

  • そして、最後の切り札に、大谷の投手と野手兼業の「二刀流」を全面にサポートすると伝えた。
    これが大きかったようで、大谷は日本ハムに入る。

  • 二刀流!
    まぁ、今はLGBT、バイセクシャルも市民権を得ているし。

  • で、超強くなったんだし?

  • それがな、最初は二刀流と言っても高卒一年目。どっちも中途半端に終わり、それに足を引っ張られて、チームは最下位に。

  • あらら。

  • でも、翌年からの活躍は御存知の通り。
    投打に大活躍で2年目にはベーブ・ルース以来の10勝10ホームランを達成した。

  • え、野球の神様だし!

  • そして、もう一つの柱が「育成」。
    もちろんいい選手を連れてこれないから、今いる選手を強くするしかない。その一番いい方法は、長所を伸ばすことだった。そのためには手段を選ばない。

  • ぎょ、手段を選ばないんだし?どんだけー?

  • 例えば、有名なところでは、糸井だな。

  • 糸井?オリックスの糸井嘉男かし?

  • そうだ。彼は、もともと、日本ハムの選手でな。
    入ってきたときは、豪速球で有名な投手だった。

  • え、ピッチャーだったし????

  • そうなんだ、それが、球は速くても、コントロールが悪くて、なかなか芽が出なくて、球団は決断したんだ、彼に「野手でやってみろ」と。
    もともと、身体能力は絶対的なものを持っていた彼だったので。

  • すごいなー、今は、打てるし、守れるし、走れるし、なんでもできる野手だし~。

  • そう、タブーなくポジションの垣根を飛び越えてまで大胆な提案をできるのも強みだ。

  • あとは、有名なとこで言うと陽岱鋼選手かな。

  • なに人だし?

  • 台湾人だけど、日本の高校出ているから、日本人選手扱いなんだ。
    彼は、もともと大型内野手として期待されて入った選手だった。

  • へー、台湾からかー、えらいしー。

  • でも、内野手としては、なかなか目が出なかった。そこで、球団は足が速いところに着目して、外野手に配置転換をしたんだ。

  • 外野は広いからだし?

  • そうだな。 そうすると、彼は見違えるような選手になった。

  • また選手が化けたし!

  • ファインプレーを連発するようになり、それとともにバッティングも飛躍的に向上し、一気にスター選手になった。今人気はチームでもトップクラスになった。

  • ほー、一つ変わるだけでも色々うまくいくようになるんだし~。

  • もう一つ、特徴的な例といえば、中島卓也選手かな。

  • あ、こないだのプレミア11にも出てた選手だし。

  • そうだ。 彼は、入団当時、あまり期待されていなかった。
    守備と走塁はいいが、打撃がからっきしだった。

  • 期待されていないって…残念だし。

  • まぁ、代走・守備固め要員くらいになればいいと思って採用したようだ。
    それが、その打てないバッティングをコーチが伸ばしたんだ。
    前に飛ばせないなら、ずっとファールを打たせればいい、ということになったんだ。

  • え、ファール?
    どゆこと??意味あるのかし???

  • ピッチャーは、一級投げるごとに体力を消費する。
    それを利用して彼は、相手ピッチャーに何球も投げさせる選手「カットマン」としての道を進みだしたんだ。
    もともと他は上手な選手だったので、一気に実力は向上、日本代表に選ばれるまでになったんだ。

  • すごい!
    選手のいいところを伸ばす、親切なチームだし!

  • そうだね。でも、そうでなければ生きていけなかったのだよ。
    なんせ、パ・リーグには福岡ソフトバンクホークスという、オーナーが天才、お金も豊富、経営も最適、育成環境も最強、補強もガンガンなチームがいるから。

  • なんだそれ、強すぎだし!

  • ここ3年は、毎年1位を独走して優勝しているチームだ。普通にやったら、勝てるわけがない。

  • そりゃそうだし…。

  • だから、「ドラフトと育成」という二本柱で、お金をかけずチームを強くしていった。
    そして、今年は、最大11.5ゲーム差離されていたところから、優勝争いするところまで、追いついた。

  • なにそれ!
    追いついたのだけでもすごいし!

  • それで、優勝したんだからなぁ。だから、お金がなくても、ちゃんと人を育てれば、すごいチームに勝てるって言うことだよ。

  • それなら、ただしも育成してもらうしー!
    札幌ドームに急ぐし!!さらばサトル!!!

  • ……あーいっちゃった。

  • サトル北海道行きのチケットを買ってくれし!

  • そんなに行きたきゃ飛んで行け!

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