ただしがIMF主要通貨について考えてみるようです。

IMF主要通貨ってこういうもんだったのか?! IMF主要通貨や国際通貨基金,為替相場を交えながらわかりやすく解説

2016/06/13

メリージェーン

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  • 国際通貨基金(IMF)は昨年の11月30日の理事会で、外貨不足に陥った加盟国に配る特別引き出し権(SDR)の新たな構成通貨として、中国の人民元を今年10月から加えると正式決定しました。

    国際社会における主要通貨の重要性は日に日に存在感を増していますが、果たしてIMF主要通貨とは何なのか?ただしとサトルがわかりやすく解説します。

  • うーんついにこの時が来たか。

  • 急にどうしたんだし?!

  • 中国の人民際通貨基金(IMF)の理事会で、外貨不足に陥った加盟国に配る特別引き出し権(SDR)の新たな構成通貨として加わることが決定したんだ。

  • ??何言ってるかさっぱりわかんないし!!どういうことか説明してくれし!

  • ちょっと小難しい話になるけど、飽きずについてこれるか?

  • もちろんだし!

  • …あんま期待していないけどまあいいや。 まずはIMFについて説明するぞ。言葉は聞いたことあるかな?

誤字
  • ニュースや新聞でもたまに見るよな。この国際通貨基金ってのは、為替相場の安定のために、経常収支が悪化した国への融資や、為替相場と各国の為替政策の監視などを行っている。各国の中央銀行の取りまとめ役のような役割だな。

  • 財政難に喘ぐ国に対してお金を貸したりするんだし?

  • 施策としてはそういうことをするね。IMFに加盟してる各国の為替のレートを監視して、加盟国の経常収支が著しく悪化した場合などに融資などを実施することで、国際貿易の促進、加盟国の高水準の雇用と国民所得の増大、為替の安定、などに寄与する事を目的として、日々活動してるわけだ。

  • 日本でいえば日本銀行がトップだけど、世界ではIMFがボスだし!

  • そういうことになるな。ちなみに日本はIMFへの第2位の出資国で、副専務理事は4人いるんだけど、このうち1人は日本人で、財務省財務官を退職した後の指定ポストとなっている。

  • まあ後任として引き継げるような人材が財務省財務官が一番適してるってことで、こういう流れができてるけど、誰も口は出せない。またこの問題は別の話だからあとで置いておこう。

  • なるほどなんだし。。

  • それで他の国が通貨危機、財政危機に陥った時に助け舟としてIMFが介入するんだけど、その際に、危機になった国はSDR=特別引き出し権って権利を行使して、IMFが管理する通貨を引き出すことができるんだな。

  • SDRってどういう略なんだし?

  • Special Drawing Rights(特別引出権)の略だ。

  • 英語はやっぱり苦手なんだし・・ どの国もこの権利を持ってるんだし?

  • 加盟国はな。今はわかりやすく「権利」って言い方をしたけど、引き出す際の「単位」としても扱われる。例えば1SDR=〇〇円、みたいな感じで。

  • SDRも通貨みたいだし。

  • そう。ある意味一つの擬似通貨の役割を果たしているのがSDRだ。 国は直接IMFからSDRを引き出す権利を行使して、 SDRをまず引き出す。

  • 5億SDR貸してくれとかいうんだし?

  • そんな単純じゃないけどそういう形でSDRを引き出して、その借りたSDRの量に見合う通貨(大抵はドル)をIMF加盟国は借りてゲットするという事になる。

  • 1SDRは日本円でどれくらいなんだし?気になるし。

  • お前が気にしたところで何も変わらないけど、2016年6/8現在だと、1SDRあたり152.47円ってなってる。

  • なるほど!それでこのゲットできる通貨はどんなのがあるんだし?

  • よくぞ聞いた。現在のSDRの構成通貨は、ドル、ユーロ、ポンド、円、となってる。

  • ていうことは、ここに中国の人民元が入ってくるってことだし?!

  • そういうことだ。この4つの通貨が現在定められているIMFの主要通貨ってことだ。

  • おおーやっと意味がわかったような気がしたしー!

  • まあまだ難しいから完全に理解するのが難しいかもしれないけど、つまりIMFから引き出せる通貨がIMF主要通貨って位置づけね。

  • 一つ気になったんだけど、IMFが準備してる通貨の割合はどうなってるんだし? みんな25%ずつ?

  • いいや違う。今のSDR構成比率は、IMF加盟国の外貨準備としての保有割合や民間貿易の金融取引割合を考慮して、IMFが5年ごとに決めてる。

  • 世界中で取引されてる通貨の流通量ってことだし!日本の割合はどうなってるんだし?

  • 2016年現在だと、ドル 41.9% ・ ユーロ 37.4% ・ ポンド 11.3% ・ 円 9.4% となってたかな。

  • IMFに投資してる第二位の国なのに、取り扱い額の割合は意外に少ないし・・

  • お前がさっき言ってた流通量・取引金額の多さが重要だからな。主要通貨になれたのは援助のおかげかもしれないけど、取り扱いの割合が少ないのは仕方ない。

  • ここに元が参入してくる。。確かに中国経済を無視してビジネスを進めることはできなくなってるんだし。

  • もっともらしいことを言いやがって。

  • 仮にチャイナが入ってきたら構成比率も変わるんだし?

  • 予想だと、今回の構成比率変更によって、中国人民元は、ドル、ユーロに次ぐ、第3位(およそ10.92%)を占めることになるらしい。円=、ポンドよりも存在感のある比率を確保することになる。

  • 一気に日本追い抜かれるんだし!ついでにイギリスも!

  • すでに中国は世界経済第2位の国だから、追い抜かれることも不思議ではないけどな。

    SDRへの採用は(1)輸出額が多い(2)金融市場で自由に取引できる−−が条件なんだけど、IMF事務局は声明で「人民元による国際的な支払いは顕著に増え、外国為替市場での取引も活発になってきた」と説明してるし、経済的影響の認識は誰もが認めるところだな。

  • まあ確かに言われるとそうだし。仕方ないんだし。 でも今回の中国の主要通貨の加入はどういう経緯でそうなったんだし?

  • 中国側の強い要望らしい。これはあくまで俺の推測だが、中国世界の覇権を狙うにあたって、通貨というものが非常に重要な役割を果たしているという事を理解しているから、主要通貨として参加したいって表明して加盟するつもりなんだろうな。

  • 正式に加盟したらアメリカと中国のガチンコ勝負だし!

  • アメリカも危機感募らせてるだろうな。今のドルのような特定の国の通貨が準備通貨として使われる場合、それを発行する国は常に自国の利益を優先させる事ができるから、中国も主要通貨として入ることは同じように自分たちの利益を優先させて、覇権取りに一歩近づくって寸法。

  • 中国がアメリカの特権を奪うか、もしくはドルの効力を減らして自分がその通貨の特権に食い込みたいと考えているってことだし。。要注意だし!

  • でも中国は為替については、為替相場を管理して通貨安で人民元を固定させてるから、仮に人民元が暴落などするなどの事態に陥った場合、本当に相場が成立することになるのかどうかについては十分な注意が必要となりそうだな。

    正常取引として機能するようになるのかについてもしっかり見極める必要がありそう。

  • 主要通貨としての人民元はいろいろリスクがあるってことだし!!

  • そういうことだな。 だいぶお前もこのへんについて詳しくなったんじゃないか。

  • フィナンシャル・マスターただしだし! お金のことなら任せろし!

  • そういえば、先月お前に2万貸したよな。 そろそろ返せよ。

  • …お金はお金でもスケールが小さいし… 僕ら、いまIMFの話をしてたんだし…。

  • それはそれ、これはこれだ。 ほれ、今月には返すって話だったろ。

  • …。 ただし通貨は破綻したし。

  • え?なんだって?

  • 今月のお金は生活費にすべて使ってしまったし。 リスクを見抜けなかったサトルの責任だし!

  • ふざけんな! 9.4%利子つけて払え!

  • おわり

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