第1話

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ただしが神になったようです旧約聖書編【創世記】 第1話

世界作っちゃって人間も作ったんだけど失楽園しちゃったんだしー!天地創造から失楽園まで 旧約聖書や創世記,アダムとイブを交えながらわかりやすく解説

2016/04/11

小野小餅

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旧約聖書 創世記 アダムとイブ 世界史 宗教 聖書 ユダヤ教

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  • 今回のテーマは旧約聖書ですよー。ただしが神の役みたいですねー。大丈夫かな?

  • 『天地創造の巻』

  • 僕は神様だし!神様の仕事は世界を作る事なんだし!というわけでまずは何でもいいから作ってみたのがコレなんだし!!

スケールでかいw
  • はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、闇が淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。

  • …知ってる、これ、「混沌」ってヤツだし。何でもあるけど全部ごっちゃになってるから何もないのと同じ事なんだし…。まずは分けて整理して行かないといけないし…。じゃあ「光あれ」!

  • すると光があった。神はその光と闇とを分けられた。神は光を昼と名付け、闇を夜と名付けられた。夕となり、また朝となった。第一日である。

  • 昼と夜を分けた事で「時間」も生まれたんだしな。あっという間に一日たってしまっただし。今日もお片付けがんばるし!「水の間に大空があって、水と水とを分けよ」!

  • そのようになった。神は大空を造って、大空の下の水と大空の上の水とを分けられた。神はその大空を天と名付けられた。夕となり、また朝となった。第二日である。

  • これで何か「空間」っぽいものが出来たんだし。じゃあ次はレイアウト考えて行くし。「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」!

  • 神はそのかわいた地を陸と名付け、水の集まった所を海と名付けられた。

  • 今日はどんどんやるし!「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」!

  • 神は見て、良しとされた。夕となり、また朝となった。第三日である。

  • 緑があるとやっぱり落ち着くものだし!さあそんじゃ今日はおっきい物も作っちゃうんだしー!「天の大空に光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、天の大空にあって地を照らす光となれ」!

  • 神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。

  • 太陽と月と星と、季節と一年と一気に作っちゃったんだし!今日は大仕事だったし!

  • 夕となり、また朝となった。第四日である。

  • 今日はいよいよ生き物にとりかかるんだし。「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天の大空を飛べ」!「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」!祝福だし!どんどん増えて賑やかになるといいんだし!

  • 夕となり、また朝となった。第五日である。

  • 今日は陸の上に手をつけるし。「地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」!…よし、これで簡単に飼える家畜と虫やトカゲみたいな這う生き物と怖いけど面白い野獣が出来たんだし! さあ、これで大体出来上がったから、いよいよ管理人を作って後は任せる事にするんだし!どうせなら一緒にこの世界を楽しんでくれるような管理人がいいな。…よし! 「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」

  • 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。

  • の実とか全部人間が食べていいから。草っぱとかは鳥や獣が食べるし。だから後は好きにしていいし!

  • え、あ、ハイ、俺?

  • 神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。

  • 管理人も出来たし一段落ついたし!今日はのんびり寝て過ごすんだし!

  • 神はその第七日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである。

    これが天地創造の由来である。

  • 『失楽園の巻』

  • ただしもこれくらい働けばなぁ…

  • 何か言っただし、アダム?

  • 何でもないデス。

  • 君を作るのにも色々頑張ったんだし、どうやって出来たか聞きたいだし?是非聞きたいだし?

  • え、いや、別に…

  • そうだろうしそうだろうし、教えてあげるんだし、人間は僕の友だちなんだしね!! まずは土をこねて形を作ったんだし。

  • 粘土だったのか俺。

  • その鼻から息を吹き込んだら君が生まれたんだし!

  • 鼻で良かったなぁ…

  • それはうん…本当に良かったし。

  • そうやって作ってもらったのはいいが、管理ったってこんな広大な「世界」をどうやって治めればいいんだか…

  • 確かにまあそれは…。ぶっちゃけ一緒に世界を見守って楽しんで暮らしてもらえれば僕としては満足なんで、楽園創っておいたからそこに住むといいし。

  • これが不安も苦しみも死も無く遊んで暮らせるエデンの園かー。

  • んで、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」と思って、君が寝てる間にあばら骨抜いてそれで作ったのが、あっちのイブ。

  • こんにちはー!

  • あばら抜くとかいきなりおっそろしい事したな!!

  • だって、ひとりって寂しいんだし…ボッチ飯は…辛いんだし…

  • ああもう、解ったわかったから、泣くな、今のお前は神様だぞ。

  • うん、がんばるんだし…。で、楽園で過ごす上での注意事項なんだけども。

  • ああ、何か管理者らしい話になってきた。

  • 動植物全部に名前つけるのが最初の仕事だし。報酬は、ここにある物は何でも自由にしていいんだし、でも、楽園の中央にあるこの赤い木の実だけは食べちゃダメだし。知恵がつくんだけどその代わりに死ぬし。

  • いきなりでっかいトラップだな。だがまあ、他の木の実が充分うまいし世界は穏やかだしいいか、了解、食べませんー。約束します。

  • ある日、イブのもとにヘビがやって来ました。ヘビは、神が作った生き物の中で一番狡猾な生き物でした。

  • やあお嬢さん、私、ヘビです。

  • いきなり来たわねぇ。何なのよ、ナンパならお断りよ?

  • いやいやそんな用ではなく。知ってますかお嬢さん、楽園中央にあるあの木。あの木の実を食べるとどうなるか。

  • アダムが神様から「食べると死ぬ」って聞いたらしいけど。

  • 死にませんよそのくらいでは。あれを食べると神様と同じ知恵がつくんですよ。だから神様はあなた方に食べて欲しくないんです。

  • えー?そうなの?でも神様と同じ事が考えられるようになると嬉しいかも…。食べてみようかなぁ…でも…うーん。いいや、食べちゃえ!

  • イブー?何やってんだー?

  • ………あっ…。

  • おい、それ食べたら死ぬって言われた実じゃないのか!?

  • 大丈夫、死んでないから。あなたも食べてみたらいいわよ。ほら、本当に死んでないでしょ私。

  • まあ…うん…死なないなら…いいのかなぁ…。

  • ヘビにそそのかされてイブは木の実を食べました。イブが取って渡した実をアダムも食べました。すると今まで感じていなかった感覚に、二人は気付いてしまいました。

  • うええええ、俺ら今まで素っ裸だったのかよ恥ずかしい!!

  • やだありえない!!…っていうか知恵ってこういう物だったの!?羞恥心!?あーもー信じられないやだー!

  • 二人はイチジクの葉をつなぎあわせて腰を隠しました。

    そして神様の足音が聞こえると、二人共こそこそ隠れてしまいました。

  • …僕は全知全能の神様なんだし…でもあえて聞くんだし…アダム、イブ、「あなたはどこにいるのか」

  • いや…すまん…。裸なのに気付いてしまったので(約束を破ってしまったのが恥ずかしくて恐れ多くて)隠れてしまったんだ…

  • 「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」

  • そ、そんな事言ったってなぁ!神様、あなたが!俺から作って俺に与えてくれたこの女が!大丈夫だ食べろって言ったんだから!!

  • うえええ!?あ、あたしだって!ヘビが!!食べても死なないって言ったから!!

  • ヘビ。お前な。

  • いや私もね、操られt

  • 手足もぐし。腹で這い回れ今後は。

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  • 弁解の余地も無し!?

  • この先子孫の代もずっとお前らと人間は敵同士だし。それからイブ。

  • はいぃっ

  • あなたには産みの苦しみを与えるんだし。そんで夫に支配されるようになるんだし。

  • ハイ…

  • 最後にアダム

  • ハイ

  • 僕との約束破っちゃったせいで地は呪われちゃったんだし。これからは額に汗して必死に働かないとご飯が食べられなくなるし。そうして稼いで奥さんと子供を養って生きて、死んで土に還る事になったんだし。

  • 食べたら死ぬってこういうことか…。

  • その後神様は二人の為に皮の着物を作って着せてあげます。すると本当に人間はすっかり神と同じようになりました。知恵を得て善悪の基準を知った者、ただ神様に祝福された完全な善のみの存在ではなく、悪い事も知って自分で判断する生き物になりました。

    二人はエデンから追放され、神様はエデンへの道を閉ざしてしまいました。

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