第2話

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ただしが災害に備えるようです 第2話

アメリカの備蓄と備えの現状 災害や地震,テロを交えながらわかりやすく解説

2015/11/27

えいすけこばやし

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災害 地震 テロ ライフハック カンヅメ プレッパー 不況 津波

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  • 前回、本当に日本人がまだまだ災害への備えが気持ちも実際にも足りてないのがわかったでし……。ゆりか氏の話を聞いて本当に心からゾっとしたでし。 でもでも、実際にどうしたらいいのでしか?

  • そうね。これはわかって欲しいからあえていうのだけどね、本当に日本人の危機管理の関心は低いの。あれだけの災害に見舞われても、一年もすればなにもしなくなってしまう。一体いつになったら成長するのかしらね?

    でもね、これって色々な要因があってね、日本人って、他人と同じことをするのが美徳とされるのよね。例えばね、遠足で誰かがおにぎり一つしか持ってこれなかったとする、でね、その子はすごい豪華なお弁当を持ってきたとするわよね。普通ならこれって別に個人個人で勝手よね、でもなぜか日本って豪華なお弁当を持ってきた子が悪者みたいになるのよ。 それに合わせて自分も調整することが正しい、優しいみたいなね。 でもね、そんなのする必要なーんもないわよね。 だからね、この備蓄等に関しても同じなの。他の人がやっていないから、やらない。うちだけそんなことをやっていると「変」だと思われるってね。

    でも考えてみて、それをやって変な人って思われるのと、実際に災害が訪れて苦しむのってどっちが正しい? 

  • たしかにそうでしね……。日本人は誰かと同じが大好きでし。服も髪型も食べ物も。 誰か通販で星5って言えば大してその商品を知らなくてもそれを信じて買ってしまう。 すぐに行列を作る……。なんかかっこ悪いでしね……。

  • かっこ悪いかどうかは価値観だとは思うけれどね、ただ、人の目を気にしすぎなのよ。

    ニュースでちょっと食品がなくなるって報道されれば買い占める。誰かがテレビ番組でココアが体にいいとか言えば次の日には店からココアがなくなる。

    で、災害という水をジャーーーってかけられると右往左往してしまう。

  • たしかにでし……。

  • 自分の身は自分で守る。究極はもうそれしかないのよ。 そのためには確実な知識が必要よね。

  • それをゆりか氏は知っているんでしか??

  • 勉強は結構したわ。最後に頼れるのはでも友達でもなくて自分だと思っているから。

    あのね、これは勘違いして欲しくないんだけど、自分を信じるということは結果的に誰かを助けることにもなるという意味でね。 例えば、すごく純粋に考えてみて。パンが2個あれば、誰か一人に分けてあげられるわよね。 それと全く同じなの。

  • 確かにその通りでし……。

  • それじゃあ、これから究極とも言える備蓄、そして自分を守る方法を教えるわね。

  • お願いしますでし!!

  • いいわ、結構破壊力のある内容なので心して聞いてね。

    まず、大選定として日本は海外に比べて備えは相当遅れていることを頭に入れておいて。 これは平和ボケからくるものと、国がちゃんとそういう部分にお金を割かないということから始まるの。 そして、私の話は備蓄、備えの先進国アメリカの話なので文化の違いがあるわ。それも前提にね。

    まず、身を守るという部分ね。これは日本とアメリカとでは非常に大きな差が出てしまうものがあるの。それはね「銃」「武器」よ。 これを日本で言うとね、銃なんていらない問題になるのでそこは今は無視して話を進めるわ。 アメリカでは登録すれば銃を持てるわよね(州法による)、もし災害が起きて、暴徒が発生、食料の強奪が起き始める。商店からはすべて奪われてしまった。するとどうなるか? 暴徒は一般家庭に目をつけるわよね。これはとっても自然だし当たり前のことよね。 逆にもしかすると一般家庭の人が暴徒化することもあるわよね、子供のため、家族のために、自分のために。 そういった暴徒はももちろん武器を所有しているわ。確実にね。

    それに対して「銃は反対です!」なんていう言葉はなんの意味もないわ。現実的に。 ならどうするか? 選択肢は二つ。大人しく自分たちの物資を与えるか、戦う。 これしかないわよね。そしてね、ここで更にできることは増えてくるの。もちろんこっちも武装して応戦するのは大前提よ。でもね、もし、もしね、こっちにその略奪者達にも分けてあげることができるだけの物資があったとしたら? 

    そう、争いを最小限に収めることはできる可能性が出てくるわよね。

  • すごいでし……。確かにそうでし! 僕は戦うことだけを予想していたんでしが、確かに誰かの分までまかなうものがあれば、みんな幸せになれる可能性があるんでし!

  • そうね、そのためにも戦闘の技術だけでない備蓄等の技術、知識も必要になるの。 そして、アメリカのそういう人たちは武器とか、応戦というイメージになりがちなんだけどね、もちろん戦闘というのは最終手段なの。でも、いつその最終手段になるかわからないからこそ、本当に最終手段として武装するのよ。逆に言えば、略奪側としても略奪は最終手段なのよ。人間は追い詰められて、追い詰められて初めて凶暴になるのだから。 更にこれは人間だけじゃないわ。例えば、動物園の猿山があるわよね。そこでもすべての猿に行き渡る餌があれば争いは起きないわ。ボス争いとかへ別としてね。でも、食料が物理的に足りなければ確実に争いが起きる。人間にも全く同じことが言えるのよね。

  • 確かにでし……。食べ物でもなんでも十分にあれば争いは起きないでしもんね……。

  • そうよ。そのための備蓄よね。

    じゃあいくわよ、 まず、食料は今は長期保存できるものも増えてきたわ。カンヅメ、ビンヅメなんかは最適よね。そして、粉末系のもの。乾パン。これは少なくとも毎日食べても1年は持つようにしておきたわね。前回話した危機が起きた場合、最低でも一年は食料を新しく買うことができなくなる可能性は非常に大きいわ。 そして、ね。 これは最重要課題ね。大きなボトルにこれも一年分は備蓄するべきね。

    さらに、トイレの問題もでてくるわ。 トイレの水がストップしてしまった場合、電氣がストップした場合、汚物は水で流せないのよ。 なので、燃料に変えるようなシステムを自宅に設置しているアメリカの家庭も多いわ。

    そして、家畜を飼う事も大事よ。ニワトリや豚は非常に生産率が高いの。卵もにもいざという時に変わってくれるわ。

    と、これはもう大前提よ。

    そして、もう一つ、暴徒化した街からの脱出よ。 これも普段から綿密なシミュレーションをしているアメリカ人は多いわ。 その場所まで車でどれくらいかかるのか? ガソリン、燃料の備蓄。さらには、途中で暴徒に遭遇した場合の対応。これも大事になってくるの。

  • た、たしかにでし……。でも、そこまで普通の人がするのは大変でしね……。

  • もちろん大変よ。ただね、大変だからこそ価値がある。世の中、備えていたものは絶対に最後は勝つわ。戦争を引き合いに出すのはどうかと思うけれどね、例えば兵士の食料、弾薬、出撃ルート、退散ルート、通信手段、これを用意しておけばしておくほど有利なのは当たり前よね。それと全く同じなの。

  • その通りでし……。そしてきっとそれをやっている人は日本では変人に見えるでしよね……。

  • 見えるでしょうし、憎まれるかもしれないわね。でもね、実際にそれが起きた時、みんなその人に頼る事になるわよね。山登りいって、一人だけ馬鹿みたいにお菓子を持ってきた奴がいたとするわよね、周りは、お前ばかかよ~! っていうでしょう。で、その山登りチームが山で遭難したとするわよね。そうしたら? 

  • みんなその人の食べ物に頼るでし!!

  • そう、その通りね。 日本には「備えあれば憂いない」という言葉があるわよね。 でも、本当に備えをしているかしら? という事よね。銀行にいくらお金を預けていても、銀行ごとつぶれればおしまいよ。お金の価値がなくなればおしまいよ。

    人間って何かを食べて水分をとって生きているの。 パソコンがあっても携帯があっても無人島では意味がないのと同じね。 それを頭に入れて、自分なりの備蓄、備えをしてほしいわね。

  • 全くでし! 僕も不安になってたでし!!

  • 不安になりすぎて体調を壊してしまう人もいて、それって本末転倒だから、 自分でできる範囲で順番にやっていけるといいわね。

  • 本当に勉強になったでし!! 今回は真面目な話になったでしね。

  • 大事なことだからね。

  • はい! 読者の皆様もよく考えてほしいと思ったでし! そして、いざという時、頼らせてほしいでし!

  • ……。

  • おわり

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