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電車で移動中のただしとサトル。ただしはスマホから視線をあげ、サトルに質問します。
ただしが千葉市の取り組みに興味を持ったようです。
ひょんなことから千葉市長の存在を知ったただし。さっそくサトルに質問します。 千葉県の取り組みや熊谷俊人,千葉市長を交えながらわかりやすく解説
2016/08/09
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知ってるぞ。熊谷さんがどうした?
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シムシティってバトル要素ねえだろww街づくり競争か? で、どうなったんだよ。
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市長負けてたし。千葉市の人民の先行きが不安だし。僕に千葉市と千葉市長について教えてくれし。彼らはどんな取り組みをしているし?やばそうだし。
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おおお!若いし!!本当に大丈夫かし。
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そうだな。逆算すると1978年生まれだもんな。ちなみに神戸市出身で、2001年、早稲田大政治経済学部卒、NTTコミュニケーションズ勤務を経て07年、千葉市議になった。
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エリート街道まっしぐらだし~!
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割とエリートだよな。早稲田の政経だし。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用し、市民参加の街づくりに取り組んでいる事でも有名だ。
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おお!なんだか親近感がわくし!で、どんな公約をかかげてるし?
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おお!お前も結構政治勉強してるな。市長は自身のマニフェストとして以下を挙げている。 まず、「みんなが主役の千葉市づくり」、そして「市民の命と幸せを守る千葉市」。つぎに「田舎の魅力を活かした新たな都市像への挑戦」、四つ目に「東日本大震災を受けたまちづくり」、そして最後に「千葉市から新しいまちづくりを(ガバメント2.0)」だ。
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なるほど。政治家らしいごもっともなこと言ってるし。政治思想はどうだし?
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ほお。ごもっともな感じだし。つっこむのはやめるし。
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次に、市長は選択的夫婦別姓制度導入に関しては賛成しているぞ。ブログにおいても、「女性にとっては結婚することによって身分証明書を始め多くの手続きが必要になるし、働いている人は会社側でも相当の作業が必要になる、と述べている。
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なるほど!そういう考え方もあるし!!
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市長曰く、「女性がいる職場で働いていたことのある人間なら、常識的に考えて選択的夫婦別姓制度の導入は当たり前というか、導入していないこと自体が信じられないという考えになるのではないか」とのこと。
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ううむ!たしかに今のジェンダーフリーな世の中の感じからするといずれそうなる気もするし!!!
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おお!?なんだなんだ!?いきなりどうしたし?
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宗教法人としての靖国神社を解散させ、無宗教であった東京招魂社の流れをくむ国立追悼施設にすべきだと主張しているぞ。
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ふむふむ。なるほど。市長はそういう歴史にも造詣が深いし。さあ、次は千葉市長と、市の具体的な取り組みをこの有権者ただしに説明するし!!
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そうだなあ、まず一つ挙げられるのは情報公開と市民参加のまちづくりだ!
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またまた抽象的なのがきやがったし。さあ!サトル!説明するし!
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なるほど!これで千葉市人民の不満も解消されるはず…だし?
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それは素晴らしいし!
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お前税金まだ納めてないだろ。あと、市長は俺らみたいな若い世代にも関心を持ってもらうようLINEなどの新たなツールを活用しながらより身近な市政を追求しているようだ。
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やっぱり若い世代は頭が柔らかいからいいし!!
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そうだな!他にもわかりやすくて、画期的な物だと雑草、不法投棄、ベンチの破損などについて、市民が参加できるまちのメンテナンスシステムを創設している。
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おお!このシステムはいいし!確かにベンチがぶっ壊れているとなんとなく陰鬱な気持ちになるし。それに不法投棄や、外国人の不法ヤードとかも前からやばいと思っていたし!千葉市素晴らしいし!
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それに加えて、それらの市の計画が効果的に実行されているかのチェックや中長期的な課題の議論、市への提言等を担う「市民シンクタンク」の設立もやってるから、確実に実行されるな。
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いったいそんな完璧な政治手法をどこで習ったし?早稲田の政治経済で教えてくれるし?
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まあ、まだ完全に実行されたわけじゃないから静観すべきだな。
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でも熊谷さんが現市長であり続けるってことは何かしらこれらの政策が実現されているし!千葉はユートピアになるし!
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まあ、昔よりはよくなってるんじゃねえのかな。俺は千葉に住んでないからわかんないけど。
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でも、いまいち抽象的な物が大半で分かりずらかったし。ベンチとかの修理のことしかぶっちゃけ記憶にないし。
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お前な…まあそれもそうか。じゃあそうだな、例えば、市長の「千葉市の高齢化と対応」についてみていくか。
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おお!高齢化社会への対応は大事だし!
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彼が就任した平成21年6月当時、千葉市の75歳以上の方は68,245人だったが、平成28年6月現在では106,236人と55.7%増加、90歳以上の方は5,931人から8,987人と51.5%増加している。
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う~んよくイメージがわかないけどとりあえず…って え?数字に弱い僕でも分かるぐらい高齢者増えてるし!!
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先人たちのご努力によって安心して長生きできる社会となっていることがこの数字だけでも分かるなあ~!(遠い目)
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でもこんなに高齢者が多くちゃ、自治体は大変だし!
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そうそう。一方、高齢者の増加によって社会保障費はどうしても増加しちまう。
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50%老人が増えたってことはその分負担も増えてるし!
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千葉市の高齢者関係の支出は平成21年度が149億円に対して平成28年度は219億円と47%増加している。
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えええええ!思った通りかし!それはやばいし!もたないし!
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市長は限られた財源を、高齢者の皆さんにとって真に必要とする分野に配分することが重要で、市議会からの提言や意見交換も経て毎年工夫を重ねているが、まあ難問だよな。
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こんな大きな問題だったとは!もう老人にも働いてもらうし!!
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えええ!予算が減っているのにさらに福祉を充実させるとは!錬金術だし!!
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また他にも、在宅で介護をしている家族を支援するため、電話相談や訪問レッスンを行う「家族介護者支援センター」を開設したりもした。
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いったいそのお金はどこから出ているし!!
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さらに、一方、こうした事業を実施するため、既存の高齢者施策の見直しも行っている。
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すごいエネルギーだし!
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例えば敬老祝金事業(77歳、88歳、99歳の方にそれぞれ1万円、3万円、5万円を支給)については、対象者は平成26年度で12,417人、年間約1億8千万円を要し、平成37年度には約3億5千万円に達すると予測されていたので、その予算を高齢者を支える医療・介護事業に充当するため、今年度から対象者を99歳に限ることとした。
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まあ~それはそうだし!そうしねえとお金がいくらあっても足りねえし。
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まあ、こんなところか。
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熊谷さんがすごい人だってことはよく分かったし。でもシムシティのうまさなら僕の方が上だし。
よし。熊谷さんに掛け合ってみるし。千葉市はボクに任せるし。
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大馬鹿野郎!!
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いたいし……
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そんなに市長がやりたかったら自宅でやれ!
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言い過ぎだし!ひどいし!
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熊谷市長はシムシティの勝負より、市民の事を考えてるんだ。
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そうだったし……!
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わかったか?
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間違ってたし。市民がハッピーになることが本質なんだし…。
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いいぞ。
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ただしはエンジェルになって千葉市のみんなを癒やすことにするし。
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まずは働け…