ただしが二千円札を不思議そうに眺めています

二千円札はどこに行ったんだし? 二千円札や守礼門,小渕恵三を交えながらわかりやすく解説

2016/02/03

川紙 遊記

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二千円札 守礼門 小渕恵三 投資・お金 紙幣 偽札 お金 源氏物語

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  • 今日の話題は「二千円札」です!ただしがまたしょんぼりした顔でサトルの所に向かいます……。あ。札を握りしめている…。

  • サトル、一生の不覚をしてしまったし…。

  • どうした、ただし。割と元気ないな、

  • さっき、月一回の楽しみにしていた、コンビニに行ってきたんだし。

  • お前、そんなにひきこも…自宅警備してるのか…

  • それはそれは楽しい買い物だったんだし! レッドブルとか、ペヤングとか…♪

  • よかったじゃないか、じゃぁ、さっきの一生の不覚とは何だったんだ?

  • レジで事件は起こったのでし。 事件はコンビニで起きているんじゃない、レジで起きているんだし!

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  • 強盗でも入ってきたのか?

  • そんなレベルじゃないのだし!超国家的犯罪が行われていたのだし。

  • あはは、コンビニのレジでそんなこと起きるわけないじゃないかwww

  • 5,000円札払って、お釣りをよく確認しないでもらったんだし…。

  • ほう、釣り銭が間違ってたのか?

  • 間違いどころじゃないし! 2千何百円のお釣りのはずが、お札が一枚しかなかったし。

  • じゃ、千円忘れてただけじゃないか。そんなのよくあることだぞ、コンビニでは。

  • その1枚が…その1枚が、に、偽札だったし!

  • えええ、偽札だと!?大問題じゃないか。…どこか外国のお札が紛れ込んでたんじゃないのか?

  • ちがう、「日本」なんたらって書いてあったし。

  • 日本銀行券」かな。でも、それでどうして偽札だってわかったんだ?

  • 絵がおかしいんだし。見たことないやつだったし。

  • どんなんだったんだ?

  • コレだし。

  • ……

    …これは、偽札じゃないね。

  • え、どういうことだし?千円でも五千円でも、一万円でもないし。

  • これは…「二千円札」だ。

あったな…
そういえばそんなものもあったな
  • ニセンエンサツ? それは、千円札2枚分てことかし?

  • うむ、そうだな。 ちゃんとれっきとした、日本国が発行した紙幣だよ。

  • 初めて見たし!!!!!

    最近できたのでかし?

  • 結構前からあるぞ。お前も存在を忘れているだけじゃないか?

  • そんなバカな……

    さすがのただしでも知ってるはずだし… そんな札が日本で使われているのなら。

  • そう。二千円札は、あんまり使われてないんだ。

  • なんでだし!!!意味分からないし!

  • 2千円札は、千円札、五千円札、一万円札についでつくられた、一番新しい通常の日本銀行券なんだ。だから、扱いは、いわゆる記念紙幣のような臨時で作られたものではなくて、レギュラーのメンバーなんだ。

  • レギュラーメンバーにしては、影うすすぎるし…。 そもそもなんで、2千円なんて微妙なキリの悪い金額のお札が作られたのかし?

  • それはな…ただし、いま西暦何年だ?

  • 2016年だし。

  • じゃぁ、16年前は、何年だ?

  • 2000年………

    もしかして……あれかし?

  • そうだ、2000年に作られたから、2000円札なんだ。

  • あ、あたまわるいー、ただしの800分の1くらい頭悪いし。

  • いやいや、そんなこともない。 アメリカなどでは、20ドル紙幣も作られているから、日本でもそれなりに需要があるんじゃないか、という思惑もあったと言われている。

  • 思惑、めっちゃ外れているし・・・。

  • もっとも、アメリカでは、高額紙幣は偽造の可能性があるので、基本的に嫌われるし、最悪店のほうが支払いを断るケースも有るくらいなんだ…

    でも日本はそんなことないからな…。

  • ちゃ、ちゃんと考えてやったのかし……

  • まぁ、だって発案したのが、海外メディアから「冷めたピザ」と言われたことで有名な小渕恵三内閣総理大臣だからな。大地から大きなカブを掘り上げ、それを頭上に掲げ、「株上がーれ、株上がーれ」とか、その一連のパフォーマンスの一環だったんだろう。

  • ちょ、超適当だし・・・。

  • そして、発行されたのが、2000年7月19日、森喜朗内閣の時だ。かれも、名言を残している。 最近、新国立競技場の再建問題で、「アンビルドの女王」ザハ・ハディド氏のデザインしたものについて、「生牡蠣がドロっとたれたみたいで嫌いだった」、と。

  • い、いみわかんないし・・・。

  • まぁ、二人の人物像について、なんとなくイメージはつかめただろう。 この黄金タッグによって生み出されたのが、この二千円札だ。

  • なんか、二千円札が可哀想になってきたし・・・。

  • 二千円札の悲劇はこれだけでは終わらないんだ。

    2000年の発行当時は、新札の珍しさから、どんどん二千円札が市場に流れていったんだ。 サトルもその当時買い物をして、お釣りに二千円が混じっていると、ちょっと嬉しかったものだ。でも、ただ珍しい以外は特にいいことはあんまりなかった。

  • あたりまえだし!

  • ま、そうなんだけどな。あとは、ありとあらゆるATMや、自動販売機のお札を入れるところが、2千円札には対応していなかった。いや、たぶん、その後もしなかったんじゃないかな。しなかったと思う。

  • ええ、世の中もひどいし・・・。

  • その後、2007年には、流通枚数は1億5千万枚で、1994年に発行が停止された五百円札の2億2千万枚を下回ってしまったんだ。

  • ただし、五百円札見たことないし・・・。

  • だから、実際は、当時印刷されたものの、使われないまま、日本銀行の金庫の中に、大量の二千円札が保存されているというのがもっぱらの噂だ。

  • ひえー、もったいないし。

  • それでもいいところはあったんだよ。 久しぶりの新札の作成ということで、当時の印刷技術の粋がつめ込まれた紙幣になったんだ。

  • へー、いいとこもあったんだし。

  • 特に偽造防止の技術は、2006年に千円、五千円、一万円が刷新された時にも、応用されたので、この時期に、実際の紙幣としてコレが出回ったことには一定の価値はあったと評価できるね。

  • そうなのかー。今のお札はそれがあって新しくなっているんだなー、勉強になったし。

  • それから、日本の47都道府県で唯一、二千円札を今でも大事に使っている県があるんだ。 ただし、それは、どこかわかるか?

  • にせんえん…二千円…千葉県!

  • おしいな、はずれだ。 正解は、沖縄県なんだ。

  • おしいのかし…

    なんでだし?

  • 二千円札の絵柄だ。 それを見てわかるように、二千円札の裏には、源氏物語の一節と絵画、そして表に書かれているこの一見ぱっとしない門は、沖縄の代表的な観光地である「守礼門」なんだ。

  • そうなのかし!!!!

    ……って、守礼門ってなんだし?

  • まぁ、実は、札幌の時計台、高知のはりまや橋に次ぐ、日本三大がっかり名所のひとつなんだけど。

  • 絵が、沖縄だからなんだ〜。 沖縄の人っていい人達なんだし。 ただしの実家も沖縄にあればよかったのだし。

  • 実家から出るつもりはないんだな……

    あともう一つ理由もあるんだよ。 沖縄はアメリカの占領期間が長かったから、20ドル紙幣というものに慣れ親しんでいたという風土があるんだ。だから、彼らにとっては、二千円札というものは、特別なものになったんだ。

  • へー。でも、小渕さんはそんなこと考えてもなかったんだろうしwww

  • どうだろうな…だから、沖縄県内だけは、二千円札が使えるATMや自動販売機、食券の販売機などが、多数存在するんだ。サトルが沖縄に行った時にも、タクシーのお釣りとかでガンガン二千円札が混ざって来たのを覚えているよ。

  • そんなになのか…、沖縄県民なら、お友達になれるかもしれないし。

  • たしかに……失業率もダントツナンバーワンだからな、気が合うかもしれん。

  • そこはいっしょじゃなくていいし……

  • まぁつまりだ。

    沖縄以外の地域で、二千円札を見ることができたら、むしろ超ラッキーな出来事だ。

    ただし、今年は、いいことあるかもしれないぞ。

  • よし!2016年のただしはついている!!オカリナくらい売れるし!!!!

  • なんでオカリナかわかんないけど頑張れよ。

  • おわり

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