第2話

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ただしがプーチン大統領の親衛隊に入るようです。 第2話

大使館に招待され、まさかの大統領と会うことになったただし。そんなの聞いてないし!?質問用意してないし! プーチンやKGB,スパイマスターを交えながらわかりやすく解説

2016/06/08

ピョートルいしぐら

5

プーチン KGB スパイマスター クレムリン FSB ロシア 大統領

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  • PCをサトルの部屋でいじるただし。自分の過去のまとめをみてニヤニヤしています。

  • サトル!最近僕のまとめへのアクセスがめっちゃ伸びてるし!

  • なんのまとめだ?

  • どれどれ?おお!…なかなかよくできてるじゃないか。

  • 僕の大統領への尊敬の念が込められているし!

  • ロシア近代政治でもとれば、勉強しなくても単位とれるんじゃないのか。

  • クレムリン

  • おい、元気か?今日は聞きたいことがあってきた。こないだ柔道場で知り合いが言ってたんだが、最近日本のサイトで俺がえらくいじられてるそうじゃないか。 どんな感じのいじりなんだ。

    ※プーチンです

  • ええ、結構前からですよ。ですが肯定的ないじりが多いようです。閣下の親衛隊も日本にあるようですよ。ネットがメインのようですが。 日本とはいろいろありますが、閣下の評判はすこぶるいいみたいです。

  • ああ!そういえば前にも報告があったな。忘れてた。まあいいや、ちょっと、日本語で「プーチン」で検索してくれよ。

  • 検索をかける係官。

  • こんなにあるのか。じゃあそうだな、その1番目のリンクのまとめにしよう。開いてくれ。適当に要点をまとめて説明してくれ。

  • 翻訳表示にしましょう。…なかなか閣下を尊重した内容になっておりますな。でもなんか方向性が…。閣下のカレンダーとかあるんですね。

  • その他にもいろいろなまとめを読む二人。

  • ふむ。日本はやはり不思議なだ。さっきの一番目のまとめ気に入ったぞ。そのまとめ作成者と参事官で話してもらおう。大使館に呼んで来い。

  • え?!このまとめ作成者ですか?分かりました。 でも本当にこいつでいいんですか?

  • どれでも一緒だろ。ならアクセス数が一番多いやつがいい。

  • でもそんなことに参事官の時間使ってていいんでしょうか。

  • 冗談だよ。俺の代わりに諜報機関の養成生を送ってインタビューさせよう。誰かお前の知り合いで将来有望そうな日本担当の若手にやらせよう。

  • そんな暇な奴いませんよ〜。

  • 冗談だよ。俺が直接会う。あ!そうこうしているうちに俺も時間だ!次の予定があるんだ。生放送だぞ。

  • って、え?!冗談ですよね。頑張ってください!再放送、YouTubeで見ます!

  • 東京

  • ロシア大使館からハガキが来たし!レセプションにご招待らしいし。

唐突すぎふいたwww
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  • どういう基準でハガキ送ってるんだ?お前はそもそもロシア語も喋れないし、ロシア政府関連とつながりもないだろう。

  • 僕も何が起こっているか分からないし。

  • そういえば、大使館主催のパーティーこの時期だったな。お前のまとめを見たロシア政府の人が偉く感激して招待してくれたのかもな。

  • 本当に謎だし。でもきっとこれはプーチン閣下が僕の善行を見届けてくれたからに違いないし!

  • でも変だな。お前申し込みしてないだろ?まあ、ロシア語、ちょっとは勉強してから行けよ。

  • 猛勉強してるし!ところで一人同席者を連れていけるし!サトルもくるし!

    サトルは英語がそこそこ喋れるから一緒に来てほしいし!

  • え!俺もいいのか!お前を友達にしておいてこれほどよかったと思ったことは今までないぞ。

  • そして…大使館

  • 凄い警備だし!そして日本の警察が外側を守っているし!

  • ロシア大使館には時期になると街宣車とかが乗り付けようとするからな。警備も昔から厳重なんだ。

  • でもこんなに厳重だとは!おまわりさんの視線が熱いし!恥ずかしいし。

  • おい!こそこそするな!怪しまれるだろ。

  • ヒソヒソ……

  • あれ!どこに出入り口があるし!分からないし!あの大きい門かし?

  • いや、あれは違うな。関係者用入口だ。あれ?でも今日はこっちから入るのか?

  • サトル来たことあるし?

  • 一回、ビザの申請できた。東欧旅行でよったんだ。

  • サトル、ロシア行ったことあったのかし!!

  • まあ数日だけどな。

  • あ!きっとここだし!これ、招待状だし!

  • ただしが招待状を門番に見せ、特別にあけられたゲートの一部を通って大使館に入る二人。

  • おお!中はこんな風になってたのか!ステンドグラスがすごいきれいだな!

  • もっと殺風景な場所かと思いきや、中は宮殿みたいだし!

  • でも相変わらずすごい警備だな!会場は上の階か。おお!すごい料理だな!

  • そこへ職員がやってきて話しかける。

  • あの、ただしさんですか?上の者がよんでいるので、少し、あちらの部屋でお話よろしいですか?

  • え?どういうことだし!僕は早く料理が食べたいし!ロシアン美女とお話がしたいし!

  • お前な、招待してもらったんだからここは飛んでいくのが筋だろ!国恥が!

  • 痛いし!いくし…はい、よろこんでだし…でもロシア語は喋れないし!

  • ただしは上階の応接室に通される。

  • 私が、今回同時通訳を引き受けるものです。

  • ふう、お前が俺のまとめをつくったやつか。なかなかよくできてるな。

  • ってええええええええええええええええ!おおおおおお!本物だし!

  • よろしくな。ここにいるのは優秀な通訳だ。ところでお前、いつも俺の情報どっから持ってくるんだ?ほら、ここにPCあるからみせろよ。 ほかには俺についてどんなニュースとか噂がある?

  • は、はい、今すぐ見せるし…

  • その後数分ただしはネット上の様々なまとめや画像を見せ、解説する。

  • なるほどなるほど。ほお、まあ、クレムリンで聞いた情報と大差ないな。

  • 閣下の情報官は優秀だし。

  • まあな。うちの連中はみんな優秀だ。そうだ、逆にお前なんか俺に質問ないか?

  • ええ!いきなりだから、ちゃんと用意してないし!

  • せっかくのチャンスだぞ。何か聞けよ!

  • そ、そうですね、どうしてスパイとか、KGBとかそっちの方面から政治家になったし? そもそもどうしてスパイになったし?ネットに書いてあることは本当だし?

  • そうだな。大体本当だぞ。ネットにある通り、スパイになった理由は本当に単純だったな。映画や小説からスパイに憧れを抱いたんだ。

    それでソ連国家保安委員会(KGB)への就職を考えるようになったのさ。

  • そうだったのかし!でも自分もなれると思う自信がすごいし!

  • 自信はそのころから満々だったな。わりと。それで、14才の9年生の時にKGB支部を訪問したんだ(笑)今から考えても凄い行動力だったな。

    で、応対した職員にどうすればKGBに就職できるのか質問した。

  • おおおお!というか、KGBにそんなに簡単に子供が入れるなんてちょっと想像できないし。

  • よく覚えてないが、職員はきわめて真率に対応してくれたぞ。そこで分かったんだが、KGBは自ら志願してきた者を絶対に採用しないんだ。愕然としたよ。

  • ええ!そうなんだしか!日本では確か、公務員試験を受けてなるし…

  • よく調べてるじゃないか(笑)お前もスパイになりたいのか?

  • 僕も閣下みたいになりたいし。男の夢は大きく、だし!で、それからどうやってKGBに入ったし?

  • おお、そうそう。で、その職員がアドヴァイスをくれたんだ。

    ①今後は自分からKGBにコンタクトしてはならないこと②大学の専攻は法学部が有利であること③言動や思想的な問題点があってはならないこと④スポーツの実績は対象者の選考で有利に働くこと。などなどだったかなあ。

  • それで柔道を始めたし?

  • いや、柔道とかはその出会いの前からやってたけど、そのアドヴァイスを受けてからさらに力を入れるようになったぞ!もちろん、勉強もがんばった。

  • 大学卒業までずっと文武両道で頑張ったし!

  • その通り。俺は以後そのアドヴァイスを忠実に守り、柔道に打ち込み、レニングラード大学では法学部を選択し、在学中も自分からはKGBに接触しなかった。 まあ、言われた通りにしたよな。

  • でも不安になったりしなかったし?

  • ふむ、まあ当時はいろんなことを考えたけどな。結局大学4年生のときにKGBからのリクルートを受け、1975年に大学を卒業後、KGBへ就職できた。

  • そうだったのかし!KGBになれてよかったし!そのあとベルリンに行ったし!そこから結構知ってるし!

  • そうかそうか。おっと!時間だ。そろそろ次の目的地に行かなきゃいけないんだ。もしも次に会う時があれば、その時はもっとまともな質問用意して来いよ! なんでもこたえてやるぞ!

  • は、はい、すみませんし。

  • あと、常に俺たちはお前を見てるからな。変なまとめを作ったりするなよ!(笑)

  • わ、わかったし!

  • あと、日本のスパイマスターになるのもいいが、もしかしたら「本物」のスパイマスターがお前が卒業するころにもしかしたらスカウトしに来るかもな。精進しろ。

  • この人は何を言っているんだ……

    ま、まぁロ、ロシア語と格闘技、法律勉強するし!

  • 英語もな!まあ、まずはそのおなかの肉を何とかして、大学の成績も何とかしろよ!あと、やっぱり日本のスパイマスターは受験するな!お前じゃ受からんし、 だれを敵にするか分かってるな!(笑)

  • わ、分かったし!

  • じゃあな!あと、もちろんここで見聞きしたことは他言するな!

  • この後ただしは大学で柔道部に入部し、骨折。

    一ヶ月学校に通えなかった。

    その病院にて。

  • このままではロシア語と法学の単位が取れないし…

  • 安心しろ。お前はもうプレス担当で採用済みだ。一見スパイとは絶対に見えない人間、そういう人間が本当は一番向いているんだ。

  • え?サトルなにか言ったし?なにをぼそぼそ言ってるし?

  • そう、数年後、ただしは全てが大きな力によって周到に準備され、自分は巨大なゲームのコマに過ぎないことを知るのであった。

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