第2話

全2話

ただしがダビデになったようです(旧約聖書【サムエル記】) 第2話

歌って踊ってゴーゴゴー!だし! サムエル記や旧約聖書,ダビデを交えながらわかりやすく解説

2016/07/05

小野小餅

0

サムエル記 旧約聖書 ダビデ 契約の箱 列王記 ソロモン 宗教 聖書 ユダヤ教 イスラエル エルサレム

  • facebook share
  • line
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 紆余曲折あってイスラエル二代目の王になったダビデ。いよいよ統治生活が始まります。

  • 今日もはりきって神のために働くだし!!まずは首都を造るんだし!いざエルサレムだし!!

  • あそこはエブス人が住んでるな、今。

  • サムエル、お前まだ生きてたんだし?

  • 失礼な扱いだなおい。実際とっくに死んでるんだけど、まあ別の祭司だと思ってくれ。

  • まあいいだし。難攻不落のシオンの要害なんのその、神のご意思があればドカーンでバカーンだし!!

  • 流石に調子いいなぁ。

  • というわけでここに王宮を建てるだし!

  • 王よ、資材と建築家を贈りますぞ!

  • 誰だし?

  • ツロのヒラム王な。名前ちょこっと出るだけの人だが。

  • えっ、まさかこれで出番終わり!?

  • キャラクターが足りなくなったらまた来てもらうかもな。

  • そんな、ひd(バタン)

  • 相変わらずミカド・テイラーの無駄遣いだし…。まあそんな事より都が出来ただしー!

  • ペリシテ人も何度かちょっかいかけてきたが、神の威光受けまくってる今のダビデの敵ではなかったな。

  • それもこれも神様のおかげなんだし!なので神様のために新しい礼拝を思いついたんだし!!

  • お前そういう勝手な事を…。

  • 歌を捧げるんだし!!

  • お前がか!?

  • そりゃ僕の美声も当然捧げるんだし! ぼええええええええええええええええ

  • ぐああああああああああ!!わ、解った、解ったが今のお前は王なんだから自らそういう事はするな!!祭司から楽師を立てよう!!

  • そうだしね、僕の美声を捧げられないのは残念だけど、皆で神を称えるほうが楽しいし神もきっと喜んでくれるんだし。

  • それがいい。ああ、角笛も楽器にするのか。

  • 戦争の道具にするだけじゃ勿体無いんだし。神様を讃える道具とすれば、戦いの時も神様への感謝を忘れないようになるし!

  • 面白い発想だなぁ。

  • そして踊るし!!

  • 踊りもか!?

  • 見るし!!この!!鍛えぬかれたボディの躍動!!弾けるパッション!!

  • ………。太った野良犬がのたうち回ってるようにしか見えんが…。

  • 何か言っただしか!?

  • いや何も。

  • このように礼拝に音楽を取り入れたのはダビデが最初でした。竪琴の名手だった所以の発想でしょう。

  • さて、立派な王宮が出来た所で、気にかかる事があるんだし。

  • 何だ?

  • 契約の箱だし。僕がこんな立派なお城に住んでるのに契約の箱は粗末な小屋の中だし。

  • 【契約の箱】とは、預言者モーセが作った箱で、中には【マナ(神の力・無限の糧)】【十戎を記した石版】モーセが神から授かった【アロンの杖】が納められています。一度はペリシテ人に奪われましたが、それにより災厄がペリシテ全土を襲ったために返され、シロの幕屋に安置されています。

  • だから契約の箱をエルサレムに持ってこようと思うんだし!

  • 途中、牛がつまずいたために揺れた箱を支えようと手を触れた従者が、神の怒りに撃たれてその場で死んでしまったり、畏れたダビデが自ら箱の前で踊り祈ったりしながらやっとの事でエルサレムまで運ばれて来た契約の箱は、新しい天幕の下に安置されました。

  • さて、踊りを見た奥さんが「みっともない」ってpgrしてくれたおかげで不妊になったりしたけど無事にお引越しは出来たし、次は箱のための建物を造るんだし!

  • 『あなたはわたしの住む家を建てようとするのか。』

  • あれっ?

  • 『わたしはイスラエルの人々をエジプトから導き出した日から今日まで、家に住まわず、天幕をすまいとして歩んできた。』

  • あっ、神様の声だしね!?家、建てちゃダメなんだし!?

  • 『家を建ててやるのは私のほうだからな。お前の子孫のための【国家】という家を建ててやる。私の家はその子孫が建てるだろう』

  • あああ、ありがたい話だし!じゃあ子孫に委ねる事にするんだし!

  • って嫁さん不妊になったって言ってなかったか、今。

  • 不妊になったのはサウル王からいただいた最初の奥さんだし。あの後逃亡中にもう一人奥さんもらってるんだし。

  • あ、重婚OKな時代だったなそういえば。

  • これがまた美人の未亡人でぐへへ。

  • あ、なんかイヤな予感してきたぞ。

  • いや、神に忠実ないい奥さんなんだし。前の旦那さんは僕に敵対して神様をないがしろにしたから死んじゃったんだし。

  • 微妙に略奪婚に聞こえるからあんまり言うなな、それ。

  • 女性関係に一抹の不安を抱えながらも、ダビデ王はその後も快進撃。周辺諸国を打ち破りイスラエルの地盤を安定させて行きます。

  • こんなに勝ってどうしようだし!そろそろ僕自身が前線に出る必要は無くなった感じだし、今回は僕は王宮で凱旋報告を待つ事にするし!

  • 〜♪〜♪

  • ………。どうしよう。王宮をお散歩してたら綺麗な人がお風呂に入ってるのが見えちゃったんだし。これは偶然なんだから仕方がないんだし。

  • と言いながら早速相手の素性を調べあげてるお前は何なんだ。

  • 部下のウリヤの奥さんバテシェバさんなんだし。人妻なんだし。で、今丁度ウリヤは戦場に行っててしばらく留守なんだし。

  • おい。

  • というわけで呼びだされて来たんだけど、王様、もしかして悪い事考えてる?

  • 考えてるだしー!!全部バテシェバちゃんが美人なのが悪いんだしー!!

  • あーれー!!

  • 魔が差すってもんじゃねえぞコレ。

  • で、妊娠したんだけどどうしてくれるのよ王様。

  • うわー。一発ホームランだし…。そうだ、ウリヤを呼び戻して休暇だって言ってバテシェバちゃんとすぐ寝てもらって…

  • 「他の仲間が皆戦ってる時に自分だけそんな事出来ない」ってさ。立派な忠臣だな、ウリヤ。

  • あううう…こうなったら最前線に送り込んで戦って死んでもらうしかないだし…。

  • おい!!

  • 僕は王なんだし!!それに戦いで人が死ぬのは仕方のない事だし!!

  • 旦那さん死んじゃったあああ、うわああああん!!!

  • 大丈夫だし、バテシェバちゃんは僕がちゃんと守るだし、お嫁さんにするんだし!

  • 知らないぞ、もうどうなっても!

  • そしてその後、バテシェバは男の子を産みました。しかし当然、神はこの非道な行いに激怒。ナタンという預言者をダビデのに遣わします。

  • 王様。こんなお話があります。

  • ミカド、また出番もらえたんだし。良かったし。

  • 今度はナタンです、別人です。いいからお話を。ある所に金持ちと貧乏人が居ました。金持ちは牛も羊もたくさん持って居ましたが、貧乏人は羊一匹しか持っていません。なのにある日金持ちは、貧乏人の羊を盗んで自分のものにしてしまいました。あなたは金持ちにどんな裁きを受けさせますか?

  • なんてひでぇ野郎だ!!死刑だ死刑!!羊は四倍にして返してやるし!!

  • その金持ちはあなたの事だ!!

  • えっ!?

  • 主は言っておられますよ!「あなたはウリヤから妻を奪って自分の物にした。敵の剣を利用してウリヤを殺した。だから私はあなたの妻を奪って神の名のもとに白昼堂々、他の男に与えてやるぞ」と!

  • うわあああ!!ごめんなさいいいいい!!

  • あっさり謝るなコイツ。

  • 神は許されました。

  • 神様もあっさりだな。

  • しかし不義の子は死にます。

  • あっさりだが酷い。

  • 許して欲しいだしいいいいいいいい!!

  • 断食して神に願ったダビデですが神の裁きは絶対。最初の子はそうして死んで行きました。

  • …仕方ない事だし…僕が悪かったんだし…バテシェバちゃんにも謝って慰めてくるし…

  • そうして、また男の子が産まれました。その子はソロモンと名付けられました。

  • ソロモン王はこうして産まれたのか…

  • 息子の話はまた今度だし。

  • 息子っていえばお前、他にもたくさん子供居るんだってな。

  • そうだし。奥さんが、前言った二人とバテシェバちゃんの他にもたくさん。後、側女も。

  • どんだけだよ…

  • たくさんの子供達は残念な事に互いにいがみ合い、王に反乱を起こすまでになります。息子の一人がダビデに黙って勝手に新王を名乗ったり、家族運にはあまり恵まれていないようです。

  • 頑張ったんだけどなー…。人口調査とかもしたんだし。

  • あれが決定的に悪かったんだ。神のものである国民を自分の物のように扱った。

  • とほほだし…。

  • このように、華々しい生涯のダビデ王でしたが、晩年は何となく寂しいばかりの人でした。

  • まあ、後は息子に任せて、僕は天国でのんびり歌って踊る事にするし。 ぼええええええええええええ

  • やめろ!!!!!!

  • おわり

Copyright © VOYAGE GROUP, Inc. All Rights Reserved.