ただしがザハ・ハディッドさんに憧れているようです。

ザハ・ハディッドさんって一体何者? ザハ・ハディッドやジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー,ニール・パレットを交えながらわかりやすく解説

2016/05/11

えいすけこばやし

0

ザハ・ハディッド ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー ニール・パレット 人物 建築家 バグダッド BMW 香港理工大学 マギーズ・センターズ ビクトリア病院 競技場 モンスーンレストラン イラク オリンピック

  • facebook share
  • line
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 「実現しない建築の女王」の異名を持つ建築家、ザハ・ハディッドさんが65歳の若さで他界された。彼女に強く憧れていたサトルがただしにその偉業を伝えたいようですが、ただしに果たして伝わるものなのでしょうか……。

  • サトル、なんだし? 今日はボクは忙しいんだし……。自分の6畳の豪邸で思いっきり好きなDVDを見て過ごそうと思っているんだし!

  • いや、今回本当に心から聞いてほしい事があるんだよ……。

  • 珍しいだし? サトルがそんなに神妙な顔でこのボクにお話したい事があるなんて。

  • まあそうかもしれないな、実はな、このお前の豪邸で話す事ではないのだが……。

  • なんだし!? ボクのこのお部屋が豪邸じゃないってことだしか? 最高の建築物だし!

  • まあ、住めば都って言うからな。

  • で、今日は何をボクに聞いてほしいんだし?

  • 実はな、オレが心から尊敬していたザハ・ハディッドさんという建築家の方が亡くなったんだよ……。

  • あれ、その方、なんとなく聞いたいことあるし! たしか、このボクの6畳の豪邸の建築もその人だったような気がするし!

  • そんなわけないだろ……。おそらく、座波さんの間違いだろうな……。

  • そんな気もするし……。漢字だったし。 オリンピックでもめた人だし! そうだ、パクリとかなんとかで…。

  • それはエンブレム問題の佐野さんだろ!

    競技場のデザインをしたけど予算の問題で却下されてしまった人だろ。あのなあ、ザハ・ハディッドさんは世界中のものすごい建築物をデザインしてきたんだぞ!

  • 世界かし?それは知らなかったし。どんなものをデザインしてきたんだし? 

    ザハ・ハディッドさんはイラク・バグダッドの出身で65歳の若さで亡くなってしまったんだが、本当にすごい建築物を数々デザインしてきているんだ。

  • まあ、まて。まずは彼女の生まれなどから話していきたい。

    ザハ・ハディッドさんはイラク・バグダッドの出身で65歳の若さで亡くなってしまったんだが、本当にすごい建築物を数々デザインしてきているんだ。

  • 美人だし?

  • てめえ……。といいたいところだが、本当に美しい方だぞ。 で、脱構築主義を代表する建築家の一人なんだ。

  • 脱腸建築?

  • 脱腸じゃねえよ! 脱構!

    まあ、簡単に言えば、断片のような建築物だったり、ポストモダン建築とも呼ばれるんだが、なんというかつまりはいわゆる「普通」の建物ではなく、非常に斬新で本当に成り立つのか? と思ってりまうような建築物の事を言うんだ。

  • なるほどだし〜。それならボクにもできそうだし!

  • あのなあ……。こういう人たちはそれを「あえて」やっているんだよ。例えば、よくピカソの絵って誰でも描けそうって言われるだろ? あれは、普通の絵もものすごい上手な人が「あえて」崩して描いているから意味と説得力があるんだわ。お前のはただの下手。

  • そういうものかし……。で、そのザハさんは結局何を建築したんだし?

  • ザハ・ハディッドさんの父親は政治家だったんだが、彼女がまだ幼い時、イラク南部のシュメール文明遺跡へ連れていってくれたらしいんだ。そこで建築への興味が芽生えた。

  • へーーーー! ボクのお父さんがコミケにボクを連れていってくれて、ボクがオタアニメ、漫画に芽生えたのと同じだし。

  • ま、まあ、同じと言えば同じだな……。

    そして、カトリックのフランス語学校で学んでいたが、その学校は他にもイスラム教徒、ユダヤ教徒も同居するリベラルな学校だったそうだ。

  • ボクと同じだし! ボクの学校も東京の人や、栃木、岩手の人もいたし!

  • ……。

    がな、しだいにはサダム・フセインが権力を握るようになった。そこで彼女の家族はイラクを脱出した。そして、1972年にはイギリスに渡り、私立建築学校英国建築協会付属建築専門大学という学校で本格的に建築を学び出した。

  • 私立建築学校英国建築協会付属建築専門大学?! 長っっ!!!

  • つっこむ場所はそこではないけどな……。 そして1977年に卒業し、学校の教師だったレム・コールハースのもとで働き始め、1980年には独立し自分の事務所を作ったんだ。

  • すごいし! たった3年で自分の事務所を作ってしまうなんてすごいし!!

    まあ、ボクもコミケに通って3年で自分の同人誌を出したしけどね。

  • あ、うん。いいと思う。

    で、彼女の名前を一躍有名にしたのが、1983年のピーク・レジャー・クラブのコンペだったんだ。これは香港の高級クラブの建築物の設計コンペだったんだが、なんと、このコンペ、彼女が一位を獲得したにもかかわらず事業者が倒産するという事態に……。

  • で? 結局建物は建たなかったんだし?

  • そうなんだよ……。でもな、その時の非常に斬新なデザインは彼女の名前を表に出すという意味では十分だった。

  • 売名に成功したんだし!

  • 言い方な……。まあ、でも良い意味でそういうことだな。建築家は人気商売だからな。 そして、彼女の初期の代表作となっているのが、ガン患者の支援を行なっているマギーズ・センターズのビクトリア病院の事務所なんだ。

  • な、なんだしか? この建物は!? みたことない形だし! 斬新すぎるし!

  • このあたりからの彼女の快進撃はさらにすごいぞー!

    2002年はシンガポールの都市計画、2004年にはロンドン五輪の水泳会場を設計。他にもブリタニカ百科事典の編集員にもなり、さらに! 2004年には女性では初となるブリツカー賞を受賞したんだ。

  • だんだん羨ましくなってきたし……。ボクの同人誌は売れても5冊だし……。

  • 世界初だろうな、ザハ・ハディッドの建築物と自分の同人誌を比べたやつは。

  • ごめんなさいし……! 後悔はしていないし!

  • じゃあ、ここから彼女の代表作を見てみようか。

  • それはみたいし! みてなんぼなんだし!

  • こ、これはなんだし!? こんなのボクは思いつかないし、絶対。

  • うわーーーーー! 工場って感じがしないし……。 工場というよりもオフィスに車が走ってるみたいだし。

    なんか、未来のターミネーターを作り出すスカイネットの施設みたいだし。

  • まあ、なんとなく、わかる人にはわかる例えだな……。

    と、彼女の作品を挙げていくと本当にキリがないくらいなんだが、すべて共通して言えるのは、生き物をモチーフにしていたり、そこからくる曲線を大事にしているという点なんだ。

  • 確かに建物なのに生きているという感じがするし! ボクも住んでみたいし!

  • だな。彼女は日本でもファッションブランド、ニール・パレット青山店の内装を手掛けたり、1990年に札幌のモンスーンレストランの内装を。そして、2014年には東京オペラシティで大規模な個展も行ったんだ。

  • 是非お亡くなりになる前にお会いしてみたかったし……。

  • おいおい、お前が会ってどうしようっていうんだよ?! 

  • 今のボクの6畳のお部屋の内装をお願いしたいと思っていたんだし……。残念だし……。

  • ……。

  • おわり

Copyright © VOYAGE GROUP, Inc. All Rights Reserved.