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ただしまたちょっと太ったんじゃない?
ただしがクロスカントリースキーに参加してみたいようです。
クロスカントリースキーって何だし? クロスカントリースキーやウィンタースポーツ,雪を交えながらわかりやすく解説
2017/02/13
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そうかし?
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また顎の下の肉が増えてるような…
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そんなこと、あるような気がするし。
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ぶくぶく太ってくると、彼女できないわよ。
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最近は太り気味の男子がモテるって聞いたことあるし。
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全く都合がいいんだから。そんなの人の好みでしょ?
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まあ確かにそうだし。。
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何かスポーツしてダイエットしてみたらどう?
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ええースポーツ苦手だし。。
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そうなの?昔はよく外で遊んでたじゃない?
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サッカーとかの観戦は好きだけど、実際にやるのは、めんどくさいし。
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なんか変わっちゃったわね。だったらあんたにもできるオススメのスポーツを紹介してあげるわ。
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本当だし?!なんだし?
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「クロスカントリースキー」って知ってる?
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クロスカントリースキー?ウィンタースポーツだし?
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そうだよ。
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寒いのはいやだし〜!
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わがまま。。クロスカントリースキーはウインタースポーツの一種で、2本の細長いスキー板を使って、雪の積もった野山・平原を歩いたり、滑走するのよ。
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僕スキーとかしたことないし。本当にできるようになるんだし?
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スキーって聞くと、山の上から滑降してくるイメージを持つと思うけど、それはアルペンスキーって呼ばれるもので、アルペンスキーが滑降するスポーツで、クロスカントリースキーは滑降だけじゃなく、歩いたり、登りも楽しめるのが特徴なのよ。
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へーそれならなんか怖くなさそうだし! あまりスピード出ると怖いし、高いところも苦手だし。
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あとはポールも使うのも大きな違いね。
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そういえばポール持って滑走してる選手見たことあるし!
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身体も安定して、それが全身運動となって、健康づくりとしても効果的。私も友達と冬の時期にクロスカントリーしに行くわ。運動にもいいし、楽しいもの!
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へーゆりかもそういうことしてるんだし。。
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クロスカントリースキーは歴史も結構古いのよ。ノルウェーやスウェーデンの雪のある地域に起源してて、 紀元前2000年頃にはすでにクロスカントリースキーが発見されていることでも知られてるわ。
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そんな昔から?!歴史ありすぎだし。。
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積雪の多い北欧などでは非常にメジャーなスポーツで、このエリアでは数十年前までは、仕事場や学校まで、森や湖を通り抜けて行くための、冬の重要な交通手段としても地元で利用されてたのよ。
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へーそうだったんだし!北欧は雪も多いから、そういう道具を使う必要があったんだし。
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今でも規模の小さな村とかでは、地面に雪が残ってる時期は地域の子供が、スキーで学校に通う姿も見られるかもね。 さらにフィンランドでいうと、クロスカントリースキーで、フィンランド全土にアクセスすることも可能って話よ。
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全土に?!
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フィンランドの首都ヘルシンキから北部ラップランド辺境のニュオルガンやキルピスヤルヴィまで、すべての市町村は、クロスカントリースキーコースでつながっているらしいの。観光客の中にはクロスカントリーでフィンランド国内を観光しながらスポーツを楽しむ人も大勢いるって噂よ。
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それは初めて聞いたし!なんだか感激だしフィンランド!
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ちなみにフィンランド最大規模のクロスカントリースキーコースは、全長330㎞。すごい距離よね。
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330km?!なんか想像つかないし。。
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まあ日本で言ったら東京〜新潟間くらいの距離くらいかしら?
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そんな距離本当に滑走できるんだし?
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もちろん1日で滑走するのは無理だけど、何日かかけて、各地域の宿泊施設に滞在しながらゆっくりと観光しながら行けばあっという間だと思うよ。
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でもずっと雪で飽きそうだし…
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そんなことないよ。国内をクロスカントリーで観光するときに、山脈や湖、森、動物に遭遇することだってあるし、太陽が隠れた時間帯に滑ると、頭上でオーロラが光り輝く中をスキーで楽しむことだってできる。
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オーロラも見れるんだし!?
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アメリカのアラスカとかが有名だけど、北欧もオーロラを観測できる。真冬に空に広がるオーロラを眺めながらのクロスカントリーは最高だって聞くわ。
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なんか勝手に空想に浸ってしまうし。。一気に気持ちが北欧に飛ばされたし。
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クロスカントリースキーをした人にしかわからない体験や経験もできるし、運動不足にも効果的。ほとんどの人は、スキーの板を付けて自分のペースで進んで行けば割と簡単にクロスカントリースキーで滑れるようになるわよ。私もすぐ滑れるようになったもん。
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ゆりか、もっと情報を教えてくれし!! もう僕にはクロスカントリースキーしか見えないし!!
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調子のいいやつね。クロスカントリースキーには大きく分けて、クラシカル走法とスケーティング走法の2つの走法があるわ。後者の方は歩くスキーより運動強度が強くて、最終的にスキーマラソン等の大会出場したい人向けだから、初心者はクラシカル走法で始めるのがいいと思う。
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わかったし!もちろん僕はクラシカル走法だし!
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ここまではいいわね。クロスカントリースキーは、コース中に平地や登りの多い分、使用する用具にも特徴があるわ。
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なるほどだし。
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まず、板の幅はアルペンスキーの約半分の大きさよ。金属のエッジが付いていない分、軽くしなやかなつくりになってる。スキー板をよく見たことある?
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あまりく覚えてないんだし。
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スキーと靴はつま先だけが固定されて、かかとは固定されていないのがアルペンスキーとの大きな違いなのよ。かかとが上がることで、平地や登りでスピーディーに滑ることができる。
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ほうほう。
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クラシカル走法の場合は、雪の上を滑るときに、スキーを交互にキックして進むから、板には滑るためのワックスと、キックするための滑り止めワックスの両方を塗る必要があるわ。
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いろいろ準備が大変なんだし。
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塗るだけだからすぐ終わるわよ。用具選びは、スポーツ店の店員に相談して選んでもらうのがベストだけど、基準で言うと、一般的にボードの長さは自分の身長プラス20cm~30cm、ポールは身長マイナス30cm~35cmがベターね。
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人それぞれ合う用具は異なるんだし。服装はどんなのがいいんだし?
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服装はオーバージャージと呼ばれるアウターを着て行うのが通常ね。ゲレンデスキー用のウェアよりは薄くて、ウインドブレーカーより厚手の、中間なイメージって考えてもらえればいいわ。でも寒さが気にならなければウインドブレーカーでも問題ないけどね。
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寒すぎるのはいやだから、オーバージャージを着用するし!
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後はポール持つときのグローブ、ニットキャップ、 サングラス日差しが強い日はつけた方がいいよ。
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サングラスなんて久しくかけてないし。
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サングラス似合わなそう〜
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そんなことないし!僕もつけていたら男前になるし!
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あっそう。。 まあとにかく説明はこんな感じね。実際プロの選手は、1.4kmほどのスプリント種目から50km以上滑る長距離系の種目まであって、大会ごとに開催される種目が違うのよ。もちろん距離だけじゃなくて、コースのレイアウトとかアップダウンも全然違うから、かなり体力的にきつい競技でもあるわね。
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いやーさすがプロだし。でも僕はクロスカントリースキーやってみたいし!
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ああ、私も北欧に行ってオーロラ見ながらスキーしてみたいな…
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僕がゆりかを北欧に連れて行くし!練習してお金ためたら一緒に行こうし!
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ちょっと何彼氏ヅラしてんのよ!連れてくなんて強引ね。
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僕と行くのはいやだし?
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…まあ考えなくもないわよ。行きたいなら早くお金貯めて、練習してほしいもんね。
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任せろし!バイト探して、速攻金貯めるし!