ただしが「ダイバーシティ」を知るそうです。

お台場のダイバーシティとは違う? ダイバーシティやマイノリティ,多様性を交えながらわかりやすく解説

2016/10/21

メトロ

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ダイバーシティ マイノリティ 多様性 話題 働き方 小池小百合 お台場 障害者 女性 ニート

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  • サートール!

  • おう?相変わらず大きな声を出してどうした?
    知人だと思われるの恥だから声かけないで欲しいんだが。

  • 相変わらず毒舌というよりひどい罵倒だし…。
    でも、このニュースを聞けば僕を見返すし!

ふむふむ
  • なんだ?仕事が決まったのか?しかもけっこういいところに。

  • なんでわかったし!サトルはエスパーかし!?

  • お前に関して一番驚くことは仕事が決まることだからな。
    で、お前が自信満々ということはそういうことなんだろうな。

  • 相変わらず察しがいいし。で、働く場所はお台場なんだし!

  • お台場のどこで働くんだ?

  • あー、あそこか。有名な観光名所だな。で、何をするんだ?

  • 観光客のお世話だし!

  • ほう?そんな仕事あったか?

  • 困っている観光客に声をかけるんだし!そして、手伝ってあげるんだし!

いち日一膳
  • ほう、まさにダイバーシティ的な仕事だな。

  • それで、チップをもらうんだし!

  • ん?話がおかしくなってきたぞ?

  • 観光客は金を持っているし!で、ちょっとお世話をしてやって「プリーズモニー!」と言えばがっぽがっぽと…。

  • それ、悪徳詐欺業者じゃねぇか!

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  • えー、そうなんだし…。

  • 親切の押し売りだそれは!ばかたれ!
    まともにダイバーシティに関わる仕事だと思った俺がバカだったよ!

  • じゃ、仕事に行くのはやめるし…。ところで、サトルの」言ってた「ダイバーシティ」ってなんだし?

  • ダイバーシティ(diversity)は直訳すれば「多様性」となるんだが、日本ではビジネス用語として定着しているな。

  • 「ダイバー」+「シティ」ではないんだし?

  • お台場にあるのは「DiverCity」だな。

  • でも、多様性って言われてもピンとこないんだし。なんか生物学で使われそうな言葉だし。

  • 最近の日本で用いられる「ダイバーシティ」は人材マネジメントの考え方がベースになっているんだよな。
    本来の意味での「多様性」とはちょっと違うんだ。

  • 人材マネジメントで多様性?さらにわかんなくなってきたし!

  • 人材活用の観点から「さまざまなバックグラウンドを持つ人を雇用しましょう」という取組と言えばいいのかな。

へー
  • いろんなバックグラウンド、ってどういうことし?

  • 女性や外人、障害のある人、LGBTなどだ。これまで日本のビジネスマンのメインで無かった属性の方々、と考えてもいいだろう。

  • でも、これまでも会社はそういう人たちを雇ってるし?
    働いている女性も多いし、障害者も就職しやすいと聞いてるし?

  • 確かに以前に比べたら女性や障害のある方などを積極的に雇用する企業は増えてきた。
    しかし、まだまだ「戦力」として活用するという意識を持つ企業は多くないだろう。

  • 事務や軽作業をしているイメージがあるし。
    じゃ、そういう人を営業とか企画とかそういう華やかな部署に鞍替えすればいいんだし!

  • そういう単純な話でもないんだな。女性を男性と同じように働かせれば問題解決、という概念ではないんだ。

  • えー?男性と同じように働けるようにするのがダイバーシティじゃないし?

  • 最初に言ったが、「ダイバーシティ」とは「多様性」のことだ。そして、多様性とは「一つのモデルにこだわらない」ということでもある。

  • うーん、多様な働き方を認めよう、ということし?

  • そういうことだな。もともと「ダイバーシティ」の概念が生まれたのは30年ほど前のアメリカだ。女性や少数民族・障害者などの「マイノリティ」(少数派)を積極的に雇用することを目的にしていた。

  • さすが自由と平等の国アメリカなんだし!進んでるんだし!

  • しかし、マイノリティの方々はマジョリティ(多数派)と同じように仕事をすることが難しい事が多いだろう。

  • 女性だと子育てとかあるし、障害のある人だとバリアフリーにしなければいけないし。

  • そうなんだな。だから「一様に同じ仕事」を行うのではなく、それぞれが最も働きやすい方法を模索しよう、という考え方に変わってきた。まさに「仕事の方法の多様化」だな。

  • 具体的にどういうことをするんだし?

  • 女性の場合、体力や家庭の事情に応じてフレックスタイム勤務や時短勤務が有名だな。障害者に対してはバリアフリー工事を行う、などというのもある。
    また、管理職に女性を多く登用する取組も広がっているな。

  • ふーん。でも、それって逆差別なんじゃないし?

  • なんでだ?

  • 普通の人はそんな配慮されないし?それなのに、そういう事情がある人だけが優遇されるのはおかしくないし?

  • 日本で、そう考える人が多いことがダイバーシティが進まない理由の一つだという意見もある、まあ、ダイバーシティの目指す方向性が間違っているとも言えるな。

ふむふむ
  • 目指す方向性じたいが間違っている?どういうことだし?

  • 日本の社会はとにかく「健康な男性」を中心にまわっているわけだが、健康な男性と言っても事情は様々だ。しかし、「社会人とはこうあるべき」という規範は陰に陽に無数にある。

  • ふむふむ…。

  • それに縛られて苦しむ男性は少なくない。だから、マイノリティの人たちを「健康な男性」と同じ仕事をさせることがダイバーシティではない、という考え方だな。

  • 働き盛りの男性の自殺数も日本では大きな問題になってるし。

  • 日本では20代~30代では自殺が死因一位だ。40~50代でも2~4位にランクインしている。
    また、女性より男性のほうが約2倍以上自殺率が高い。

  • それだけ大きな問題なんだな。しかし、個々人の事情を企業が認めて一人ひとりが働きやすい環境をカスタマイズしたらどうだ?
    それだけで社会が随分かわるとおもわないか?

  • 確かに!それはいいし!

  • 本来のダイバーシティとはマイノリティ属性の人だけでなく、健康な男性を含めての「生きやすさ」を求めるものだと俺は思っている。

  • でも、そういう取組はあんまり進んでないし。なんでだし?

  • 多様性を確保するには金も手間もかかるんだ。女性用トイレを増やしたりシフト勤務で問題ないように人材を増やしたり、ダイバーシティに対する社内教育をしたり…。
    とにかく、何もかにもが変わることになるからな。

  • うーん、そう考えると不景気の今、ダイバーシティの推進は難しいかもしれないし…。

  • 逆に言えば、日本の不景気を脱する鍵が「ダイバーシティ」にあるかもしれんな。

  • 多様性は金がかかるから逆に不景気になるんじゃないし?

  • 確かに短期的に見れば投資額は安いものじゃない。だが、日本はどんどん少子高齢化で「健康な男性」が減っていくだろ。そうなると社会の活力は減る一方だ。

  • そうなっちゃうし…。

  • なら、マイノリティだった女性や障害者などを活用し人材を増やす、というのは社会としてかなりいいことじゃないかな?

  • でも、逆差別的な問題は残るんでないし?

  • これまでの慣習を変える時はどうしても混乱は起きる。
    今は過渡期、と捉えて「逆差別」とは何かの議論を進めていく必要もあるだろう。

  • ふーむ、難しいし。でも、僕にはあんまり関係ない話だし!

  • そうでもないぞ?
    ニートが働きやすい環境をつくるのももちろん「ダイバーシティ」に大事なことだぞ!

  • そうなんだし!?じゃ、僕もダイバーシティに参加するし!なんかいい仕事ないし!?

  • お、やる気になったか!どんな仕事だ?

  • 寝ているだけで時給1500円以上もらえる仕事だし!

  • あるかそんなん!

  • ダイバーシティの道は果てしなく険しいし…。

チャンチャン
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