ただし、医療費控除よく分かっていないようです。

医療費控除ってお得なのかし? 医療費控除や医療費,所得控除を交えながらわかりやすく解説

2015/11/25

AOKI HIDEYUKI

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医療費控除 医療費 所得控除 ライフハック 医療事務

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  • 今日はただしの家で確定申告をするお話です。

    どうやら、ただしのお父さんが大きな手術をしたようです。お母さんがお昼のワイドショーでタイミングよく放送していた確定申告のテーマを見ていたようですが、よくわからないそうです。

  • サトル君。サトル君。 今日も君にお願いがあるんでし。 医療費控除っていうのを解説してほしいんでし。

  • あぁ今日は疲れているんだ。 また今度な。

  • えぇ。そんあぁ。ヒドイでし。 こないだ、サトル君が酔っ払って夜中にタクシーで、なぜか、僕の家に帰ってきたときにお金を一旦払ってあげたじゃないか。

  • うっ。 仕方ない。

    で、なんだって?

  • 医療費控除っていうのは何でしか? でしか?

  • それは納税の負担軽減なんだ。

    所得控除っていうのは聞いたことあるかい? 所得税を計算するときに控除額分を引いた分が課税所得となるんだ。 普通の会社員は大体、勤務している会社が年末調整のときに勝手にやってくれる。生命保険料や損害保険料の支払い証明書も提出してくれと言われるだろ。あれだ。あれが控除ってやつだ。

    けれども、医療費控除寄付金控除住宅借入金等特別控除となると話は別になる。税務署に確定申告を行わないとならない。

    もしも仮に医療費控除をしていなければ、本来は軽減されていたはずの税金が軽減されない。つまり損をするってことだな。ちなみによくある勘違いは「医療費が全額戻ってくる」というものだ。

  • うーん。早速難しいでし。

  • そうだ。難しい。 医療費控除だけで考えれば、医療費がそれなりにかかったわけで困っていた時期があったわけだ。健康な人と同じ負担は辛いだろ?

  • 確かにそうでし。僕の家だってお父さんが入院やら何やらで生活が大変だった…。

  • よし。で、確定申告の際の医療費控除についてだな。 これはまず、1月1日から12月31日までに発生した医療費について対象になる。納税者本人やその本人と生計を同じくする配偶者、子、その他の親族が医療費を一定額以上支払ったときに、所得控除されるわけだ。例えば、子が別の場所に住んでいて親から仕送りされて生活している場合も対象だ。この場合の一定額以上とは10万円が基準になる。10万円を超えた場合に医療費控除になる。しかし総所得が200万円未満だと10万円が課税標準の5%になる。

    今回の件だと、お父さんの医療費だけで一定以上の支払いになったんだろうなと推測する。

  • 【解説】

    総所得とは

    給与所得者であれば、会社から貰う源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」が総所得になる。その金額が200万円未満であれば、その金額に5%を計算すればよい。

    医療費控除制度対象の医療費とは

    国税庁ホームページをご覧ください 

    医療費が発生した証拠に領収書が必要

    医療費控除制度対象の医療費すべての領収書が必要である。 健康保険組合から送付される「医療費のおしらせ」は領収書にはならない。

  • 国税庁の説明によると医療費控除の計算はこのようになる。
    (実際に支払った医療費の合計額-(1)の金額)-(2)の金額

    (1) 保険金などで補てんされる金額 (例) 生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など

    (注) 保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。

    (2) 10万円  (注)その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額 参考:国税庁

    保険金などで補てんされる金額。これを医療費の合計額からマイナスするわけだが、マイナス後の金額が10万円未満であればこの時点で医療費控除を受けることはできない。

  • 難しいでし。 難しいでし。

  • ちなみに、確定申告する人間は生計を同じくする者の中で1番「所得税率」が高い人、稼いでいる人が申告すると多く控除される。

  • メモメモメモメモメモメモメモメモメモ。

  • 今日はやけに真剣だな。 ちなみに、上にもチラッと書いたが確定申告するときに、領収書が必ず必要になるから絶対に貰い忘れがないように。お財布に適当にいれておいて破棄しないようにすることが大切だな。

    私の家はそんな医療費かかってないからっていう人でも、1月1日から12月31日までの領収書整理箱を作って無造作に放り込んでおくクセをつけておけばいいかもな。後々「こんなに医療費が発生するなんて!ちゃんと保管しておけばよかった」なんてこともあるからな。

  • 僕の家はお父さんの手術だけで10万円は突破しているよ。 でも、上に書いてあった医療費控除できる医療費に市販の風邪薬や胃薬や消毒薬、病院までの交通費(自家用車除く)まで含まれているなんて知らなかったでし。それまでに病院や薬局で貰った領収書は言うまでもなく捨てているでし。

  • まぁ俺は普通に領収書フォルダーがあるから問題ない。 君のような領収書の扱いはよくあることだろうけど。 大体、そんなに医療費が発生するなんて人は考えて生活していないからな。

    とりあえず、医療費控除できる医療費の領収書を捨てないクセをつけることだな。

    過去5年分を遡って確定申告できるとはルール上なってはいるが―。 そんな長期間領収書を持っているわけないし。 そもそも領収書を何度も発行するなんてルール違反だ。 病院によっては「領収額の証明書」を発行するサービスも存在するが、基本的に「領収書は保管すること」とクセにしておくことだな。

    あと、手術などの高額な医療費を支払ったときは高額療養費免除という制度もあるからこれも要確認だ。

  • 税の疑問はお近くの税務署へ

    税の疑問については税務署に電話で質問するか、直接訪問して質問したほうがはやい、確実である。
    国税庁ホームページ

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