第1話

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えっ!あのエアロスミスが解散!? 第1話

エアロスミスって聞いたことあるけどどんなバンドなんだし? エアロスミスや解散,アルマゲドンを交えながらわかりやすく解説

2016/10/10

キザみのり

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エアロスミス 解散 アルマゲドン 音楽 ハードロック RUN−D.M.C ロックバンド

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  • ある日の午後。いつものように、ただしがサトルの方へ小走りでやってきました。

  • サトル~!質問があるし~!

  • やな予感だな…。何だよ…。

  • おうちデートで彼女と観るおススメ映画ってなんだし??

  • …捕らぬ狸の皮算用ってやつだな、ただし…。

  • タヌキ?平成狸合戦ポンぽこ?あれでキュンキュンするのかし?

  • ちげーよ。童貞・ニート・お母さんが買ってくるブリーフしか履いてないお前が、な~にがおうちデートだよって話。

わかる
  • ふふふ…。ブラマヨ吉田が言ってたんだし!今回の人生は補欠。
    補欠は、努力してないと試合に出たとき活躍できない。来世、必ずレギュラーを勝ち取りましょう!だからボクも常に備えるんだし!

  • 変愛トークかよ…。まあいいや。分かったから一緒に考えてやるよ。そうだな~…「アルマゲドン」はどうだ?愛する人と観るには絶好だぞ。泣けるしな。

  • よし!早速借りてくるんだし!

  • 数日後

  • ようただし。「アルマゲドン」どうだっ…て…お前、目がパンッパンだぞ…。

  • グスングスン…あれもうダメ…涙が止まらないんだし…。

  • 産卵期のウミガメかお前は。まあ確かにあの映画は感動作だ。
    しかも歌が最高なんだよな。ドンワナクローズマイアーイズって…。

  • ヒエエエ!!アカン!!それ聴いたら涙腺が…うえぇんうえぇん!!おんぎゃああ!!!

  • ヒィッ!こいつ…狂ってやがる…。ただし、落ち着け…。あれを歌ってるアーティストは伝説的ロックバンドなんだ。
    つまり超カッコイイ。知ってるとモテるかも。どうだ…もっと知りたいと思わないか?

  • へっ?伝説的…モテるかも…!!?知りたい知りた~~い!!

  • エアロスミス…?ヤフーニュースで見たことあるような…。

  • その通り。今年の6月末に、エアロスミス解散のニュースが世界中を駆け巡った。
    1973年のデビュー以来、紆余曲折を経ながらも第一線で活躍していたバンドだけに、解散宣言の衝撃は大きかった。

  • ガーーン!!!解散しちゃうのかし!!??ボクまだ、彼らのこと何にも知らないし!!!

  • まあ解散したとしても、これまでの曲が消えてなくなるわけじゃないんだから。 とりあえずエアロスミスの歴史でも遡ってみようぜ。

  • 結成のきっかけは1970年。ニューハンプシャー州のアイスクリーム屋で働いていたジョー・ペリーと、仲間のトム・ハミルトンのライブ会場にやってきたスティーブン・タイラーが意気投合。

  • で、その後スティーブンの友で、ボストンのバークリー音楽院で学んだ経験を持つジョーイ・クレイマーが加わり、次にレイモンド・タバノを迎え5人での共同生活・創作活動が始まるわけだが…。

  • ふむふむ…。バンド結成にありがちなストーリーだし…。

  • その後タバノがすぐに脱退し、その代わりにバークリー音楽院つながりで来たブラッド・ウィットフォードが加入。この5人が晴れて、エアロスミスオリジナルメンバーってわけだ。

    • スティーブン・タイラー(Vo.)
    • トム・ハミルトン(Ba.)
    • ジョー・ぺリー(Gt.)
    • ブラッド・ウィットフォード(Gt.)
    • ジョーイ・クレイマー(Dr.)
  • エアロスミスって名前はどうやって決まったのかし?

  • それがな、ジョーイが高校時代に教科書の隅に書いていた、架空のバンド名が「AEROSMITH」。それがそのまま採用されたんだ。

  • テキトーだし!

  • で、その後彼らは、パン屋や掃除夫として生計を立てる傍ら音楽活動もこなし、1972年にはデビューきっかけとなる、コロムビア・レコードとの契約を結んだ。

  • パン屋をしながらの音楽活動…どっちもこなすなんて無理なんだし~!

  • それが天才ってやつだよ。さあここで問題!エアロスミスは、デビュー当初から爆発的な人気を博していた。Yes or No?

  • ふっなんたる愚問…。人気じゃなきゃここまで続かないんだし!もちろんYes!

  • …ッッッブゥゥゥゥ~~~!!!デビューアルバム『AEROSMITH』(邦題:野獣生誕)は発売当時、「ストーンズの劣化版」「ストーンズのコピー」と酷評されていた。

  • ガーーン!!!そんなにdisられてたのかし!!?

  • まあその中でも「DreamOn」と「MamaKin」。この2曲はずば抜けて光っていたそうで、のちの彼らの成功のきっかけとなる曲とも言える。 「DreamOn」に関しては、時間が経ってからじわじわと話題になり、76年の再リリース時にはビルボード6位にまでなったんだ。

    DreamOn

    MamaKin

  • カッコよさがビンビン伝わってくる!ロックの魂を感じるんだし~~!!

  • その後も1974年『GETYOURWINGS』(邦題:飛べ!エアロスミス)、1975年『TOYSINTHEATTIC』(邦題:闇夜のへヴィ・ロック)と、次々にアルバムを世に出した。

  • 後者に収録されている「WalkThisWay」(邦題:お説教)は、聴いたことあるんじゃないか?『踊る!さんま御殿!!』のエンディングテーマとしても有名だ。

  • 確かに!なんか聴いたことある気がするし…!

  • で、1976年にエアロスミス最初の傑作アルバムとも言える『ROCKS』(邦題:ロックス)リリース。このアルバムのヒットがきっかけに、それまでのアルバムの知名度もグンと上がり、全てのアルバムがプラチナ&ゴールドディスクに輝くことに。

  • 人気はさらに上昇し、全米・ヨーロッパ凱旋を果たした翌年1月には、ファン待望の初来日も。エアロスミスの第一黄金期だな。

  • すごい勢いで世界を股にかけたんだし~!やっぱり順調だし~!!

  • いや、それが案外そうでもない。実は彼ら、ひどいドラッグ漬けになっていたんだ。次のアルバム『DRAWTHELINE』(1977)は、絶頂期でありながら地獄の入り口であったと、後にトムはインタビューで語っていたんだ。

  • 特に酷かったのがスティーブンとジョー。オーバードラッグで病院に担ぎ込まれたり、ステージ上でトリップ状態を起こしたりと、とにかく大変だった。

  • ド、ドラッグ…!!?

  • 同じ曲を立て続けに演奏したり、ライブ中にギターを振り回し流血したり…。 スティーブンは、ステージ上のマイク・スタンドに大量のスカーフを付けてひらひらさせるのがトレードマークだが、そこにはドラッグが仕込まれており、ライブ中にそれを触ることで「ああ、ここにあるんだ」と安心できたらしいから、かなり重症だ。

  • ひィ!

  • そんな中、人間関係も崩壊しジョー、ブラッドと2人のギタリストが相次いで脱退。 『NIGHTSINTHERATS』(1979)と、エアロ初のベスト盤『GREATESTHITS』(1980)、後任のギタリストを迎えてリリースしたアルバム『ROCKINAHARDPLACE』(邦題:美獣乱舞)(1982)とあるが、スティーブンの交通事故、さらなるドラッグ中毒の影響も相まって、エアロの第一黄金期は終焉状態に。

  • …ものすごい波乱万丈ぶりだし…。ここから立ち直るのは無理なんだし…。

  • そこからがドラマなんだ。脱退したギタリスト2人が、エアロのボストン公演に訪れスティーブンと再会したのを機に、1984年にオリジナルメンバーが再結。
    しかし彼らの人気はなかなか回復せず、先行きを危ぶまれたその時…。

  • 1986年、人気ラッパー・グループ『RUN-D.M.C』がエアロの名曲「WalkThisWay」をカバー。これが大ヒットし、全米4位を記録MVにはスティーブンとジョーも共演したんだ。

    WalkThisWay

  • の豪華共演!落ちぶれていたといえ、この大物感はすごいんだし…。これは完全復活なのかし…?

  • いや、コロムビア・レコードからゲフィア・レコードに移籍したエアロは、アルバムをいくつか出すがその時点では完全復活とは言い切れず…。

  • しかーし!!遂に1987年のアルバム『PERMANENTVACATION』(邦題:パーマネント・ヴァケイション)では、収録曲もヒットを飛ばし、エアロ完全復活を世界中に知らしめたんだ。

  • エアロにとっての、パーマネント(永久の)・バケーション(休み)から遂に甦ったんだし!!

  • で、その後1989年リリース『PUMP』(邦題:パンプ)では全盛期の勢いを凌駕した。銃社会の悲哀を歌う「Janie’sGotAGun」、歌詞もメロディーも切なく泣ける「WhatItTakes」と、とにかく名曲揃いなんだ。エアロ初心者がまず最初に聴くべき一枚かもしれない。

    Janie'sGotAGun

    WhatItTakes

  • いやあ~エアロのヒストリーがあまりにも怒涛過ぎて…1限からフルコマで講義があった日の大学生のような疲労感だし。とりあえず『PUMP』聴いて今日は寝るとするし!

  • なんだそれ。エアロヒストリーはまだ終わってないぞ。まあ、90年代からの話は明日してやるよ。

  • 伝説のエアロヒストリー、Vol.2に続く!

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